2010年01月04日

明日から通常営業です

本日は、急な取り込みがありましたため、勝手ながらお休みさせていただきました。万万が一にもご来店いただいた方がおいででしたら、伏してお詫び申し上げます。

店主は、本日東京に戻ってまいりました。今、店に来て雑務を片付けているところです。二日、三日は思いのほかご来客がありましたようで、大変ありがたく存じます。

また、店に届きました年賀状も、嬉しく拝見しております。

出すほうもそうなら、いただくほうも八割方同業関係ですが、日ごろ会う機会のない人たちも多く、それなりに消息を知る楽しみがあります。

ただ、毎年のように行き違いがあるのには慌てます。喪中のお知らせを二年ほど続けていただいて、うっかり出さずにおりましたら、既に喪は明け、賀状をお送りいただいた方。また何年来返信がなく、打ち切ったとたん送ってきた古い友人などなど。

これから、こうした方々へ大急ぎでお返事を書かなければなりません。

市場のほうは6日から始まりますが、8日の明治古典会が小店にとっての初市となります。

お正月気分というほどのことはなくとも、一度生活のリズムが変わると、日常のペースを回復するのに時間を必要とします。まずは明日から、しっかり店番をして仕事モードに入ろうと思います。

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2010年01月03日

伝統行事

もう一度お知らせ
明日1月4日(月)は都合により臨時休業です。
あしからずご了承ください。

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昨夜は、その相手である友人の言によれば「四十年以上続く」恒例の新年会でした。

思い出してみれば確かにそのとおり。始まりはまだ高校生か、大学に入ったかという頃。その友人宅で、二人して騒ぎながら年越しをしたのがきっかけです。

東京で、京都でと別々の地で学生生活を送るあいだも、その後曲折を経てそれぞれが職を得るようになっても、正月になると欠かさず友人宅に顔を出しました。

しばらくして小学校時代からの古い友人が仲間に加わり、固定メンバーが三人に。

やがてそれぞれが家族を持つようになり、集まる顔ぶれが増えたり減ったり。時には他の友人たちも参加して、ちょっとしたパーティーとなった年もあります。

このところは正月二日が決まりに。三人の生家はお互いに数百メートルしか離れておらず、昔話をしようと思えば種は尽きません。しかし極力、最近の収穫を語り合おうというのがルールです。

今年は三人それぞれの子も一人ずつ顔を出してくれ、ホスト夫人とあわせ7人で12時近くまで飲み、食べ、喋り、別れました。来年の新年会には、収穫が語れるよう約しあって。


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2010年01月02日

1月4日臨時休業のお知らせ

新年早々、急なお知らせで恐縮ですが、1月4日(月)は、よんどころない事情のため臨時休業させていただきます。

本日(2日)と明日(3日)は予定通り正午から午後6時まで営業。
1月5日(火)からの通常営業も予定通りです。

4日については、ネットやファックスによるご注文への対応も遅れることになりますのでご了承ください。

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今日は昨年の年明けに比べると、ご来店のお客様も多く、開けた甲斐があったと店番チームから連絡をもらいました。ありがとうございます。

店主は、名古屋で一日遅れの墓参り。昨日からはっきりしない天気で、昼過ぎからはまた時雨。雪にはならないものの、冷え込んでいます。

すぐ近くの熱田神宮へ初詣での車が駐車場所を探して、周辺の道路がひどく渋滞するのですが、このお天気の影響か、混雑は例年に比べ少なめです。

欲張って持ってきた何冊もの文庫本は、まだほとんど読めません。どうやらこのままあと一日、寝正月となりそうです。

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2010年01月01日

この一年のスタートに

あけましておめでとうございます。

いろいろと予期せぬ事態が生じ、予定と異なり、東京の家でこれを書いています。名古屋へはこれから向かうつもり。

世の中、何事も思い描いたとおりに進むとは限りません。新年早々良い勉強になりました。

でもそのおかげで、ふたつの光景を目にすることが出来ました。

一つはご近所の大物政治家の屋敷前の光景。右翼らしき人たちが集まり、お年始に来る政治家などをめがけ、激しい罵声を浴びせる姿。それをものものしく警備の警官たちが取り巻く姿。

もう一つはそんな無粋なものではありません。

車で駒沢通りを我が家へ向かい、競技場付近へ差し掛かると見えてきた光景。真っ白な富士が、真正面にはっきりと姿を見せてくれました。

元旦に富士、これ以上ないお年玉です。

この一年も、これまで同様、行きつ戻りついろいろなものに振りまわされながら進むことになりそうですが、時には視線を上げて遠くを見ることも大切ですね。

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2009年12月31日

良いお年を

このところ毎朝8時になると、判で押したように聞こえてきた右翼の街宣車の声も、さすがに今朝はお休みのようです。彼らも正月はゆっくり過ごすのでしょう。

一方、警備する側は、そうは行きません。中国要人の天皇会見以来、ご近所の与党大物政治家の屋敷周りは厳戒態勢が続き、今朝も何人もの警察官の姿がありました。

警察に限らず、近代文明社会は、盆も正月もない職業によって支えられています。

ことに近年では、より多くの人々が盆暮れなしに働いていて、その最たるものが介護士さんやヘルパーさんたちでしょう。

わが身内でも二人の高齢者が、毎日のようにお世話になっています。夜間の巡回ケアサービスもお願いするようになり、老人二人の家は、おかげさまでほぼ、一日中、誰かの目が届きます。

介護制度にはさまざまな不備があると思いますが、現場で働く方々には、ただ頭が下がるばかりです。

小店が年中無休(正確には一休)で営業できるのも、ヘルパーさんたちのおかげです。あまつさえ店主は今日からしばし里帰り。申し訳ないような気がしないでもありません。

この感謝を、来年からはまた商売の中でお返しして行きたい。などどしおらしい気分にもなっております。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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2009年12月30日

師匠、おみそれしました

昨日に比べると、いくらか人の出が良いよう。休みに入って、落ち着いて、本屋にでも言ってみようという気分でしょうか。

そんなお一人かと思っておりました。暫く店内をご覧になったあと、数冊の本を帳場までお持ちになります。お会計2900円。

カレンダーを差し上げたものかどうか迷いながら本を袋に入れていると「すいません領収書をください」。金額、日付と書いていくと「カタカナでエビナとお願いします」。

どうもその声に聞き覚えがあります。カジュアルな服装で、ご近所の方かと思いましたが、ニットの帽子のかぶり方がちょっと深すぎる。

カレンダーを差し上げることにいたしました。自然にお顔を拝見できます。恐縮したように「いやー有難うございます」というお声と眼鏡で、今度ははっきりと、どなたであるかが分かりました。

数年前に大看板を襲名して話題になった噺家さんです。

本好き、読書家とは伺っていましたが、暮れのこんな時期に、お昼前とはいえ、ふと見つけた本屋に立ち寄るとは、有難いお心がけ。世間が休みの今頃が、芸人さんたちには却って忙しい掻き入れ時なのですから。

お年は店主のちょうど一回り下のおはず。お若く見えますね、などとはもちろん声もかけず、ただ「有難うございます」と頭を下げてお見送りいたしました。

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2009年12月29日

新たなる伝説

一点で100万円を超えるような古書は、古美術品と同じように、ほぼその来歴がつかめるものです。

では来歴がはっきりしない古書は100万円を超えるようなことはないかというと、そこが古美術品などと異なるところです。

例えば、幻といわれていた著作が発見されたとき、必ずしも出所がはっきりしている必要はありません。古くは北村透谷の『楚囚の歌』、近くは萩原朔太郎の『月に吠える』無削除版発見などがその例です。

とはいえ、書物自体の稀少性でそれほどまでに高価になるものは限られます。多くの場合、特殊な限定版であったり、署名や識語があることによって値が跳ね上がります。そしてそれらのものは、大方来歴がはっきりしています。

その意味でも先日、西部会館の市に出た一口は、特殊な例かもしれません。

段ボール二箱で約一千万円になった、といわれる稀覯本類は、ほぼ元の持ち主が判明しています。しかしその持ち主はかなり個性的なコレクターで、業界でもさまざまな評判(それも必ずしも良いものではない)があった方でした。

それぞれが本自体の稀覯性と、旧蔵者の特異性を秤にかけながら入札した模様です。結果としては稀覯性に軍配が上がり、かなり高い評価となりました。

同業として一番気になるのは、それが何故、どのようにして一古書店主の手に入ったかですが、問い質したものとてなく、さまざまな憶測が業界を駆け巡っています。

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2009年12月28日

付き合いが狭い

久しぶりに車で古書会館へ。金曜日の荷物を引き取り、そのまま家までもどり、車を置いて、バスで店に。

都心部は空いていたとはいえ、ところどころ混雑した場所もあり、そんなことで都合4時間近く費やしてしまいました。

しかしこのあと今夜は忘年会。おかげで心置きなく年忘れのお酒がいただけるというわけです。

この年末は、いわゆる忘年会と称するものは22日の洋書会と、今夜だけ。ひところに比べ、ずいぶん減りました。かえって子どもたちなどが、いろいろなグループの友達と相手を替え出かけておりました。

その代わり、新年会の予定が、顔を出すだけでよいものを入れると既に5件あります。忙しい年末を避けて、年が改まってから集まろうという傾向でしょうか。

昨日来、店主は年賀状書きに追われております。今年は例年になく早く出来上がり、この分では年内にすべて出し終えることができそう。近年の快挙といわねばなりません。

宛名を書きながら、あらためて感じるのは、相手は同業者ばかりということ。昔の友人関係は減ることはあっても増えることはありません。お客様には殆どお出ししていません。いきおい同業宛の割合が年毎に増えていきます。

自分の付合いの狭さを知らされる年の瀬です。

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2009年12月27日

まっとうな暮らし

ふだん25分程度かかる車での通勤が、先日、25日の朝には45分。それが今朝は10分!正月三が日並みの道路の空き具合でした。

いよいよ年末年始休暇。今年は暦の具合で休みが短めといわれていますが、明けてからが早いだけで、その分、前倒しに休むところも多いはず。

仕事があって、お休みがある。確かにそれが一番まっとうなことではあります。

ワークライフバランスなどという言葉もありますが、その前段となる仕事につけない人が増えていると、連日報じられています。休みが多少短いくらいで、文句は言えないかもしれません。

店番のミセスCが、正月元旦、ブックオフのいくつかの店舗でセールがあるらしいという情報を聞きつけてきました。

コンビニといい、各種チェーン店といい、年中無休の店が今や数多くあります。それが成り立つのは、働き手に困らないという事情があるからでしょう。

店主らの学生時代、正月に実家を離れてすごす学生は、食糧の確保を最重要の課題と心得ていました。それくらい、あらゆるお店が、お正月の間はどこも閉まっていました。

けれどいったい世の中は、その頃に比べ、住み良くなったのでしょうか。

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2009年12月26日

世間は仕事納め

店の向かいには小さなビルが二つ並んでいて、デザイン系の会社がいくつか入っています。

どこも事務所の大きさに比して人数が多く、それも若い人たちばかりで、初めのうちはなかなか挨拶も交わしませんでした。それでもさすがに6年もたつと、見知った顔も増えて、ずいぶん打ち解けてきています。

昨日、今日でそれぞれどこの事務所も仕事納めらしく、掃除をしたり車を洗ったり、立ち働く姿を見かけました。

世間も大方はそんなペースで動いているのでしょう。通りを歩いている人を殆ど見かけないほど閑散としています。明日からは、さらに静かになりそうです。

店のほうは、言うまでもありません。たまに思い出したようにお客様が入って来られるくらいで、殆どの時間は人気なし。それでも昨日、今日とお一人ずつまとめ買いの方がいらして、何とか売り上げがたちました。

明日からも、毎日、たとえお一人ずつでもそういう方においでいただけると、店を開けている甲斐もあるのですが。

同業の友人の携帯に、しばしば「飲み屋のおねーさん」からメールが入るのを、見せてもらったことがあります。営業努力に感じ入ってものです。なぜ古本屋にはできないのでしょうかね。

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年内は31日(日)まで
新年は4日(木)から
営業いたします
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