2010年06月

2010年06月20日

夏対策

懸案の日よけシェードを一基、増やしました。昨日のことです。それを機に、これまでの二基も設置場所を少し前にずらしました。少しでも日陰を増やそうという魂胆です。

ミセスBはご主人が建築家で、だからといって何の関係もありませんが、こういう作業が得意。手伝ってもらって短時間で完了しました。

昨日も今日も、晴れ間は短く、シェードの効果をあまり確認できません。特に今日は時折強い風が吹くので、用心して巻き上げたままにしてあります。ちょっと残念。

さて日差しを避ける方策は一歩前進。次なる課題は蚊対策です。そろそろ出現頻度が上がり始め、先日も帳場で本を差し出しながら、腕を掻いていらっしゃるお客様が。

表で蚊取り線香を炊くというのが従来の方法でしたが、今年は一段強化。「蚊のブラックホール」という新製品を導入してみることにいたしました。これが威力を発揮してくれれば、この夏はシェードの日陰と相俟って、表のセール品の売り上げが何倍にも増えるはず。

RIMG0038しかしその前にまだ、長い梅雨があります。雨対策も見直してみなければ。いやそれ以前にもっと大事なのは、商品の入れ替え、補充、それをこまめに行う心がけです。これはどこにも売ってません。



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2010年06月19日

五反田で会議

RIMG0109土曜日の午前中に宅買いを入れてしまうことが多いので、月に一度の南部支部役員会は、つい欠席しがちです。

オブザーバーのような立場とはいえ、支部長さんの「都合がつく時だけでも出てください」という言葉に甘えているようで、気が引けますが。

しばらくぶりにその役員会へ。「日本の古本屋」の不払い客への対応について説明。すると、直接取り立てに行ってみたという同業がいて、その顛末をご報告いただきました。

尋ねてみると表札が違う、ドアから顔を出した人物に名を確かめると、個人情報だから答えられないと言われた、とか。憤懣やるかたなく、民事でもいいから訴えてみようかと思うと。

聞きかじりですが、かのイェーリングは、権利侵害に対して法に訴えるのは市民の義務であると言っているとか。一理も二理もある話です。

しかしすでに被害金額より遥かに高い交通費を使っているこのご同業に、さらに時間も費用もかかる訴訟をおススメするのは躊躇われます。ましてそれを「義務」だなどとはとても。

過去の例をお話し、仮に債権が認定されても、取れる見込みは殆どないとご忠告。まあ水をさしたワケですが、果たしてどうされるでしょう。

傘を持って出て、五反田で雨に会い、用意のよさに満足。しかし帰りには晴れていて、結局、置き忘れてきてしまいました。

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2010年06月18日

今日の市場

行きは曇り、帰りは雨。

今日の明古は2フロア、ただしゆったり。その道では知らぬ人はないほど著名な、日本近代文学研究者の一口が目玉でした。

亡くなったのは四半世紀前、主要な蔵書は既に機関へ寄贈されていて、いわば残り物ですが、例えば『青鞜』の揃いなど雑誌類、さらには詩集にも色々珍しいものがありました。

最終台に置かれた『方寸』合本(不揃)は、本日二番目の落札価格。ちなみに一番は別口で、ベルメールの版画集。

市会終了後、総会。今期最後になるはずです。七夕大入札会を目前にして作業確認。来期幹事体制の報告など。7月からは、晴れて店主はお役ごめん。しかし洋書会の方が今度は新役員。何かしら捕まることになっています。

総会後、会員有志で「徳萬殿」。よほど飲み食いしても、割り勘が3000円を超えることはめったにないという、お徳用な店。

RIMG0097後から経営員(市場お手伝いの若手)も合流。席が足りなくなったのでロートル4人は先に退散。近くの「さぼうる」へ入って今しばし歓談。やがてここも混み出し、それをシオにお開きとしました。

明日も予報は雨。

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2010年06月17日

本を求める意欲

座面のついた歩行器を押しながら店の入り口まできて「辞書はある?漢字を調べるのに使うの」と元気な声のオバアチャン。

「今ありません」と答えると「なんで?折角楽しみに車椅子(ご本人はそう呼びます)で来たのに」

駅の向こう側にある整形外科医院にかかっていて、そこで近所に古本屋さんがあると聞いたのでやってきた、ということでした。

どういう辞書が必要なのかは分かります。いわゆる字引ですね、特価本などでよくあるタイプ。「いずれまた入ったら取って置きましょう」と気休めの返事に「じゃ取っておいてね」となかなか社交的です。

「それじゃあ民謡の載ってる本はないの?」これにも良い返事ができません。

「冷やかしで帰るのは悪いじゃない」とおっしゃるので「なに、買わずに帰る方がほとんどですから」と返すと「そう、コンビニとは違うからね」

RIMG0116「昔は読み書きソロバンといったけど、今はなんと言うのかね」などと、本を読まない、字を書かない風潮を嘆きながら、帰っていかれました。

僅か200メートルほどとはいえ、歩行器を押して立ち寄る気にさせたのは何だったのだろうか。そのあとしばらくは考えさせられたのでした。

午後はTKI会議。4時間が短いこと。

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2010年06月16日

ポケットブック

雨は朝のうち。昼ごろには晴れて蒸し暑い。そんなお天気もさることながら、今日は起き抜けから腰が不調。

心当たりは土曜日の夜まで遡ります。宅買いの全集10点ばかりを、要塞のようになった倉庫の中へ、体を捩り、潜り込むようにして積み上げました。

いや、むしろその宅買い往復の運転、あるいは日曜月曜の電車旅行。長時間座り続けることの方が腰への負担は大きいといいますから、そっちかも。

原因が何であったにせよ、痛みとまではいかない疼きが、ふと腰を曲げたりした拍子に走るので、慎重に動かざるをえません。

だましだまし、このところ減るに任せていたポケットブックの棚の補充など、懸案を幾つか片付けました。

この補充のために引っ張り出したのは、何度か引き取りに伺っている故英文学者の旧蔵書。積もった汚れを落とすのは大変ですし、高い値をつけられるものは少ないのですが、なかなか面白い本が出てきます。

今日もしばしば本を拭く手を止めさせられました。そんな中から二冊をご紹介します。

whale鯨油が最大の目的だった米国にとって、この頃(1960年前後)には、捕鯨はすでに過去の冒険物語となっていたのですね。

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2010年06月15日

食欲不振

昨日は梅雨寒。今日は日中、日差しがあって、ぐっと蒸し暑く。これでは体調も狂います。それで食欲がなくなった――という話ではありません。

本の購入意欲の話。今日の洋書会、ついに一点も入札せず。欲しい本がなかったと言えばそれまでですが、元気があればたとえ安札でも入れておくところ。

なぜその元気がないかというと、買っても置き場がない。倉庫、ロッカー、バックヤードは言うに及ばず、店内にもじわじわ増え続ける在庫を、先にどうにかしなければ。

ではどうするか。まず減量。安売り、市場売り、最後はツブシ、とにかくスリムにしたい。そう思って、先日、表の棚を一台、総入れ替えしてみました。

それで気がついたのですが、要するに運動不足なのですね。せっせと動くことが減量の秘訣。人の体と同じです。

もう一つ同じことがいえます。それは、絶食は体に毒ということ。重量オーバーだからといって何も食べなくては、つまり新しい仕入れをしなくては、店に活力が生まれません。

RIMG0131理屈では分かっているのに、なかなか出来ないところも、健康管理とおなじですね。

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2010年06月14日

飲むだけ旅行

伊豆熱川へ一泊で行ってきました。出かけたのは昨日のお昼、戻ってきたのは今日のお昼。東京洋書会、伝統復活の懇親旅行です。

雨の降り出しは遅れ、夜から、との予報。「どうせ飲むだけなんでしょ」という醒めた家人の声もありましたが、それでも道中、お天気は良いに越したことはありません。

正午発スーパービュー踊り子号、発車時刻4分前に東京駅ホームに着くと、横須賀線で起きた人身事故で、東海道線も足止め。一本前の踊り子号が、まだホームに停まったままです。

幹事判断で、そちらの自由席に乗り込み、出発を待ちます。やがて発車。予定時刻から15分程度の遅れですみました。もっとも急いで行く必要もないわけですが。

参加者14名というのは、洋書会としては多いほう。宿に着き、各部屋でゆっくりくつろぎ、温泉へ入り、宴会、二次会と大いに楽しみ、部屋へ戻り、もう一度温泉につかり、戻ってしばし雑談、就寝。翌朝みたび温泉へ、そして朝食。

帰りは今度こそスーパービュー。席を対面にして談論風発、旅らしい気分を一番味わえた二時間半かもしれません。

RIMG0014ご指摘どおり飲んで騒いだだけ。しかし何よりのリフレッシュメントとなりました。

今日は伊豆も東京も雨。今週は雨の日が多いとか。


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2010年06月13日

理想の本屋?

RIMG0134表の棚を並べ終えて、開店の準備をしていると、早くもお客様。

やがて小説を二冊お持ちになって、そのうちの一冊を出しながら「これは面白いですか?」とお尋ねになります。人気作家、売れ筋作家ではありますが、恥ずかしながら店主、その本はもとより、その作家の著作を全く読んだことがありません。

「よく売れている作家ですから面白いんじゃないでしょうか」などときわめて無責任な答えを返しますと、それでご納得いただいたのでしょうか、二冊ともお買い上げくださいました。

今日は甥御さんが英検を受けるのに付いてきたのだそうです。読む本ができてよかった、持ってくることなかったと、半ば独り言のように話しながらお帰りになりました。

「何かおススメの本はありませんか」という類のお尋ねも度々受けます。漠然とした問いであっても、具体的なテーマに関する問いであっても、この手の質問にまともに答えられることはまずありません。

その理由の第一は、当方の知識不足。第二は、仮におススメ本が思い浮かんだとしても、それを在庫していない場合が殆ど。

「それならこんな本がよろしいのでは」などと、たまには格好良くお答えしたいものです。

梅雨がそこまで迫ってきています。

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2010年06月12日

日焼け対策の季節

暑くなりました。

八王子まで宅買い。午後1時の約束で午前11時半に出て、着いたのは12時40分。先日、調布へ行った時より短い所要時間。途中渋滞はあったものの、高速道路料金「永福−八王子」間で300円+600円、これなら納得ですね。

全集物を何点かご処分いただいたのですが、事前にタイトルは伺っていて、値になる、ならないは、あらかじめお伝えしてあります。本の状態を確認してお題を支払い、手早く積み込んで引き返しました。

帰りは渋滞もなく、しかも高井戸で降りるので600円。予定していた3時より30分早く戻ることができました。

店について車を降りると、ムッと来るような熱気。店先の本が日差しを思いっきり受けて、見る見るヤケていきそう。同じ思いはミセスCも感じていたようで、日よけのシェードをもう一つ導入しようと提案されました。

RIMG0037それは去年も考えたのです。何とかもう少し日差しをよける工夫はないものかと。考えているうちに一年経ってしまったということになります。いつも切羽詰らないと動かない店主です。

でも、ヤケる前にさっさと売る。それが一番ですけれど。


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2010年06月11日

営業電話

RIMG0027いつものように「白ウサギ」をやっていた今日、金曜の朝、一本の電話がかかってきました。

「△△通信の○○と申します。コウノショウテンさんでしょうか」

「営業の電話なら、また今度にしてください」

「覚えていらっしゃいませんか?午前中じゃないとお話できないというのでお電話したのですが」

「とにかくまた掛け直してください」といっても、なお何かを話そうと食い下がります。「ここは店先で、いま手が離せないですから」そう言って一方的に切りました。

切った後、もしや必要な話だったかと、一瞬でも不安になった自分がおかしい。相手は屋号も正確に言えないのです。だからこそ営業の電話だと、思ったのでしたのに。

もう一つおかしいのは「手が離せない」という断り方。そんなら受話器を取らなければ良いと、向こうではツッコミを入れているかもしれません。もう少し気の利いた切り方を考えておきましょう。

今日の明治古典会、興味を惹いたのは土門拳署名入り写真集。署名というより揮毫。大筆で、まさに墨痕淋漓と、見返し全面を使って書いています。その人となりが、迫力ある文字から彷彿として浮かんでくるようでした。

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