2015年05月

2015年05月21日

声をかける

まだ学部生さんとお見受けする若い女性が、文学書の棚の前で、スマホを操作しながら、棚の本と画面とを交互に見つめておられる様子に、つい好奇心を押さえきれず、声をおかけしてしまいました。

余談ですが、近頃は人に話しかける時、気味が悪いほど丁寧な物言いの方がおられます。「ちょっとお話しさせていただいて、よろしいでしょうか?」といった具合に。まあ決して悪いことではないのですが。
 
RIMG0204店主としては、咎めるつもりは毛頭ありませんので、できる限りソフトな口調でお尋ねしたつもりです。「何を調べてらっしゃるの?値段?」、「いえ、値段じゃありません」。

すっかり慌てたようなお返事に、かえってこちらも面喰ってしまいました。「いや、別に値段を調べてたって、いいんですよ。ウチでも調べて、安くつけているんですから」。

すると、「どんな本だろうかと調べてたんです」というお返事が返ってきました。どんな本かは、スマホで見るより、目の前の現物を見た方が良く分かるのではないか、とは思いましたが、もちろん、それほどストレートに申し上げたわけではありません。

「なにか参考になるサイトがあるのですか?」というふうに伺うと、「著者がどんな人かを調べているのです」。

なるほどねと、店主もようやく腑に落ちました。最近は、何でも評価を調べてから、ということが、とくにネットの世界などでは常識のようになっていて、食べ物屋さんなどは特にそうだと、新聞記事か何かで読んだ記憶があります。

この学生さんが、小店の評判を調べていたのでなくて、ちょっと安心しました。何かしらのガイドというものは必要でしょう。何もかもナビゲーション頼り、というのでは困りますが。

それにしても、近頃の若者は、見知らぬ人から声をかけられると、とても驚くものだと、娘たちから聞かされたことがあります。店内で、店の主人からでも、それは同じなのかもしれません。すっかり困惑させてしまったでしょうか。

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2015年05月20日

新入荷

RIMG0215プレイヤード叢書を大量に入荷いたしました。その数90冊。昨日の洋書会大市会での最大の成果です。このところ、店の棚がかなり淋しくなってきておりましたので、これで一気に充実することになります。

時おり、市場に出ることはあるのですが、なかなか買えずにおりました。店の在庫とダブるものが多く含まれていたり、状態が今一つ良くなかったりすると、つい入札を見送ります。

たまに、これはと思う口が出ていると、それなりに頑張って札を入れるのですが、そういう場合はきっと店主以上に頑張る同業がいて、他人の落ち札を見ては、ため息をついてきたのです。

今回は、とてもきれいな状態の本ばかりでした。なおかつ、小店に並んでいるタイトルと、重なるものはごく僅か。それで思い切った札を入れ、下札で手に入れることができました。

今日、午前中に、市場からその本が運ばれてきました。さっそく値段付けを始めております。目安は、旧蔵者が新刊で購入された価格の半額。調べてみると、それがネット上の新刊最安値より、いくらか安いくらいの価格になることが分かりました。

この最安値というのは、外国、主に英米独仏を比較した価格で、しかも送料は含まれていません。つまり、最低でも、それより千円以上は高いわけです。

ふつうなら、本の状態を勘案して、さらに安くするのですが、今回の本は新本同様。その上、この叢書は外国でも人気が高いようで、古書として出ているものも、ほとんど価格に差がありません。

ただ、良いことばかりではなく、90冊の中には何割か、フランス語が原語ではない巻も含まれています。例えばギリシア・ラテンの古典もの。これらは、もう少し安めにつけておくつもりですが、果たして売れるかどうか。

そうやって考えてみると、原価を回収し、さらに利益まで出すのは、やはり簡単なことではないということが分かります。

などと、珍しく新入荷のお知らせでした。

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2015年05月19日

大市顛末記

洋書会大市会が無事に終了いたしました。

昨日もお伝えいたしました通り、今回の大市は、さほど出品量が多くはありませんでしたが、それでも十分バラエティーに富んだ、楽しめる市会であったと思います。

朝日新聞でも取り上げられた、ゾルゲ関係資料など、一風変わったコレクションが会場でも話題となりましたし、一方で洋書会ならではの稀覯本も見ることができました。

例えばディケンズの『オリヴァー・トゥイスト』(1838年)や、『ジョンソン英語辞典』(1755年)。このいずれも、真の初版本であれば、数百万円の価格が付く本です。

真の、というのは、その確定が中々難しいからです。それを見極めるためのトリヴィアだけで、一冊の本になるといいます。

残念ながら、洋書会員たちがそれぞれに調べた結果、どちらも刊年こそ初版年ですが、いわゆる初版初刷りではないということが、入札前に判明しておりました。

簡単に見つからないからこそ、そのような価格となるのでしょうが、会としては、束の間の夢に終わったわけです。

そのような超大物こそ、ついに現れませんでしたが、滅多に手に入らない本が多く出ていて、出品者にとっても、落札者にとっても、かなり満足度の高い大市になったのではないかと感じております。決して、誇れるような出来高ではありませんでしたが。

RIMG0200洋書会の大市は、日本書の良い一口ものが出ることでも定評があります。今回も、政治、法律といった社会科学系の一口が、洋書を扱わない同業の足も、会館に運ばせて、普段は見かけない顔ぶれでにぎわった一日でした。

片付けも終わって解散後、恒例の打ち上げ飲み会に一同連れ立って出かけましたが、店主はこのところ続いている腰の痛みもあって、参加を辞退させてもらいました。さぞや盛り上がったことでしょう。

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2015年05月18日

かけもち

洋書会大市会の準備日。集合は午前10時。明治古典会七夕大市会の目録編集日。集合はやはり午前10時。

ほとんど毎年のことですので、どちらにも了解はいただいております。もちろん二つを満足にこなせるわけはありません。それぞれの作業の状況を見て、必要が高そうな方をお手伝いすることになります。

今年の場合は、どちらかというと明古の方に割いた時間が長くなりました。

洋書会は、土曜日にも午後から出かけて、夕方6時近くまで作業をしております。例年に比べて出品量は少な目で、大口の仕分けなどもなく、おかげで自分の出品準備も、土曜日でほぼ済んでしまいました。

そんなわけで、会員全員集合の今日は、店主の出る幕はさほどなさそうに見受けられましたから、もっぱら7階の会議室で目録編集のお手伝いをすることにしたのです。

明古の方は、去年から「地図」の部門がなくなったのでしたが、集まった「地図」原稿の点数が、予想より多かったため、急きょ復活することになったと、今朝、集合したときに聞かされました。

さらに近接部門である「近代文献資料」のほうは、今回、各分野でも一、二という出品数のようで、そちらはそちらで人数をかけて作業を進める必要があります。

そこで店主が、復活した地図部門を、担当するような形となりました。独立部門としては少ない数ですから、一人でもできます。ということは、他に任せる相棒がいないということでもあります。

結局、洋書会の方に顔を出したのは、お昼の食事時前後と、早めに解散が決まったという午後の3時前後。つまり店主がいなくとも、それほど早く仕事が済んだというわけです。

RIMG0110明日は洋書会大市本番。明古の編集も残っていますが、今日、午後5時過ぎまでやって、ほぼ目鼻が付きましたから、明日の午前中には終わりそう。午後からは、洋書会に集中したいと思います。

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2015年05月17日

穴開けテスト

RIMG0196朝方、黒スーツにネクタイ姿の若い男性が、店に入って来て「パンチ穴開け、ありますか?」と、尋ねました。その訊き方が、いかにも商品の有無を尋ねるようでしたので、すぐさま「置いておりません」と答えたのです。

すると、「このあたりで置いているところはありませんかね?」という重ねてのお尋ね。「大学の生協ならあるでしょうが、今日は日曜日ですし」と答えながら、どうもそれを、買いたいわけではなさそうだと思い至りました。

「どれくらい穴を開けたいんですか?」と逆に質問すると、「一枚だけです。書類に一か所、パンチ穴を開けるように指示されていて、それを開けてくるのを忘れたのです」。

どうやら、小店が本屋であることを、認識していなかったわけではなさそうです。確かに一時期、文房具のようなものを置いていたことはありますが。

探せばどこかにあるかもしれません。しかし、それを使った記憶があるのは、もう何年も、下手すると10年以上も前のことです。近頃では、書類に穴をあけて綴じる、などということが、まったくなくなりましたから。

親切心を出して、捜してみるからと言ってお待たせしても、単に時間の無駄に終わりそうです。第一、他に店番もいないときでした。お気の毒ながら、「ウチにはありません」といって、お帰りいただきました。

同じような服装の若者が、大勢通り過ぎて行きましたので、どこかで何やら試験でもあったようです。皆、申し合わせたように黒いスーツ。ということは面接のある試験でしょう。

その提出書類を、受け取った方が綴じておくために、指定箇所に穴をあけるように指示してあるのでしょうか。そうだとすれば、それも試験の一環だと、それくらいの覚悟で対処しておくべきだったかもしれません。

少し時間をおいて、また別の、今度は数人のグループが、「穴開けはありますか?」と入って来ました。「さっきも聞かれたけど、残念ながらありません」そうお答えすると、「どっか売ってそうなとこないかな」と話しながら出て行きました。

午後になって、ペーパーテストの答え合わせを、店先で大声でやっているグループがいました。何の試験だったのでしょう。

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2015年05月16日

凝った店名

年に何度かしか通らない、というより年に何度かは必ず通るという道があって、中野通りというのも、そんなひとつです。

今日、数ヶ月ぶりにそこを車で通ることになりましたが、不思議なことに、毎度、同じようなところで信号待ちになり、同じはずの光景を見ることになります。

ところがその度に、いつも何かしら新しい発見があり、それは以前からあったものか、あるいは最近出来たものか、そこがいつも不確かなのは驚くほどです。

今日の発見は、古い民家を、余りお金をかけずに外装、内装を化粧し、飲み屋さんというか、スナックというか、そんな店に変えてしまったような建物でした。

RIMG0180壁には、看板替わりにアルファベットが書かれていて、TOTAN YANE TO AME NO OTO とありました。その文字の下に短い庇が突き出していて、その庇が、まさにトタン波板で張られていたのでした。

いまどきは、世の中にそんな店が一軒はあっても良い、というような店が溢れていて、それがまたもてはやされるような時代です。近頃の古本屋人気なども、まさにそうした典型例でしょう。

しかし、あっても良いと認められることと、それを支えることとはまったく別の話で、維持していく側から言えば、その点こそが一番問題なのだと思うわけです。

このお店も、その名前からしか推し量ることは出来ませんが、一軒くらいあっても良いだろうというメッセージが、その店名に込められているように思われます。果たして支持を得て、長く続くことが出来るでしょうか。

古本屋の中にも、いろいろと変わった店名や、凝った店名が増えてきました。それは確かに何らかのメッセージを発信してはいるのですが、そのメッセージが、時代を超えて有効なものでありつづけるのは、案外難しいものです。

もちろん、そういうときには、あっさり店名を変えてしまう、という方法もあるのですが。

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2015年05月15日

気の重い日

毎年今頃が、店主にとっては一番気が重い季節です。

今日は、明治古典会七夕大入札会の目録締切日でした。今年は50回記念ということで、出品最低価格が10万円ということに定められております。

去年までの5万円、3万円という最低価格であっても、小店のような商売では、なかなか出品できる品物がありません。それが10万円となると、よほど間が良く、お客様からの仕入れ、あるいは委託でもない限り、出しようがないからです。

去年は、うまい具合にそういうお預かり品がありました。一昨年も、考えてみればその前の年も、なにやかや出品することが出来ました。いつも、せいぜい数点どまりではありましたが。

それでさえ、何十点、人によっては百点以上も出品する会員の中にあって、肩身が狭いことに違いはありません。それが今年はゼロ出品。初めてのことではないとはいえ、会員歴20年を超える中でも数えるほどのことです。

だから今日という日は、例年以上に、気の重い一日でした。目録編集で人手をとられ、市場の手伝いが手薄なため、札改めを最後まで付き合いましたが、いつにもまして、自分が明古会員であることの違和感に、捉えられておりました。

バブル期以来という、最低価格10万円は、単に50回の節目だからという以外に、いろいろと会の事情もあるのですが、皆様にはご興味のないことでしょう。

RIMG0191ただ店主にとって救いは、まだ参加するチャンスが残されていることです。一口2万円から、という業者市(公開下見なし)を同時開催することになっていて、こちらには出品することが可能だからです。

二つの市を一時期に開くという、新しい試みが旨くいくかどうかは、会員の中でも不安視する者もいますが、店主としては、単なる裏方仕事だけでなく、売り買いという本来の局面に参加できるのであれば、苦労のし甲斐もあるというものです。

身の丈に合った貢献をしようと思います。

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2015年05月14日

海を渡る本

イメージ (15)またしても失敗をやらかしてしまうところでした。その本はとても軽い本で、量ってみると138g。包装材の重量を加えても、充分250g以下で送れます。そこで、ゆうメール送料215円を書籍代金に加え、クレジット決済メールを送ろうとして、待てよ、と思ったのです。

受注管理画面では、ご注文者に関する情報は畳みこまれていて見えません。念のため確認してみようと開いてみると、そこには、まさに日本のものではない住所が書かれていました。虫が知らせたとでもいうのでしょうか。

あわてて日本郵便の国際郵便料金を計算するページを開き、「印刷物」、「300g」、「ドイツ」と入力。SAL便書留付で、790円になることを確かめてから、クレジット決済をお願いするメールを送りました。

ちょっと心配だったのは住所表記で、通りの名と番地、5ケタの数字と町名らしきもの、そして国名、それだけしか書かれてありません。念のためメールに、それだけの情報で良いのかと確認のメッセージを加えました。

30分と経たないうちに、決済終了の通知が届きました。しかし住所についての返答はありません。日本語の本を買おうというのですから、日本語を解さないことはあるまいと思って、日本語で尋ねたのでしたが。

そこで、グーグルmapで検索をかけてみました。何となくわかったのは、5ケタの数字が郵便番号に当るようだということです。そういえば、日本でも郵便番号を書けば、本来は町名からで良いということだったはずでした。

ほとんどそうはなっていない日本と違い、ドイツではそれが徹底されているのでしょう。さすがは合理的なお国柄です。

ついでに、お名前で検索してみると、ある音楽家の名を冠した協会に所属する方であることが分かりました。つまりは資料集めのようです。外国の研究機関の資料集めの博捜ぶりは、時々話に聞くことがありますが、日本の60年以上も前の子供向けの本に、その作曲家に関する十数ページの記述があることを、どこでどのように知ったのでしょう。

紙質が悪くヤケもすすんだ本ですが、状態説明が伝わっているか、心配になってきました。

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2015年05月13日

良い店は消える

ある日、我が家にダイレクトメールが届いて、そこには5月14日(つまり明日)から、東急のれん街に「美濃吉」が出店すると記されていました。言わずと知れた京懐石の老舗です。

何の気なしに眺めているうちに、ふと気がかりになりました。のれん街のどこに店を出すのだろう。現在ある「菊の井」と、バッティングするのではないだろうか。ということは、もしや「菊の井」に替って出店するのだろうか。

のれん街に数多店がある中で、日ごろ当家が利用しているのは、ごく限られた数店しかありません。その一つが「菊の井」なのです。この店の「五目稲荷」や「ふくさ寿司」は、店で昼食をとる時の、定番の一つになっておりました。

多い時などは、週に三度くらい「五目稲荷」を食べたりしたこともあります。3個で600円以下という価格と、飽きの来ない味付けに、さすがは「三ツ星」などと勝手に満足していたのです。

RIMG0179もちろん、三ツ星をもらった本店と、デパ地下に出している店とは、まるで異なるものであるくらいは承知しております。そもそも、ブランド名でその店を選んでいたわけでもありません。家人の評価基準である、無添加、無農薬志向を、比較的充たしていると思われたからです。

同様に、和菓子は「仙太郎」がご贔屓。ある月の東急カードの明細が「センタロウ」「キクノイ」の繰返しだけで埋められていたのに、笑ってしまったこともありました。

それほどに依存度が高かった「菊の井」ですが、やはり案じた通り「美濃吉」に明け渡して、撤退してしまうことが分かりました。そこで、せめて最後にもう一度、あの「五目稲荷」を食べておこうと、2日前に問い合わせた時は、遅かりし由良之助、店じまいした後だったのです。

食べられないとなると、よけいに食べたくもなります。なにより、とても不便なことになりました。お昼の選択肢が一つ消えてしまったのですから。いくらお昼をパン食中心に替えたと言っても。

この上は、「仙太郎」が撤退することのないよう、家人のために祈るばかりです。

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2015年05月12日

ビギナーズラック

5月前半というのに、すでに第6号という台風の接近が伝えられる中、午後から古書会館へ向かいました。

RIMG0185曇って時折強い風が吹き、いかにも先触れのようなお天気ですが、東京地方に近づくのは夜も遅くなってからといいます。それでも念のため傘を持って出かけました。結果的に、差すことなく持ち帰りましたが。

洋書会は比較的出品量が多く、それでも一回りして入札したのは、4〜5点というところ。店の在庫整理を優先しながら、なおかつ新商品の補充もしなければならないというところで、バランスを図りながらの入札でした。

その結果、落札できたのは2点だけ。欲しいものを安く買えるというほど、市場は、甘いところではありません。

しかし一方で、今日は驚きの落札品がありました。プレイヤード叢書が30冊ばかり、三本に縛られて平台に載っていたのは、確かに店主も目にしています。

ただ、遠目で見て、何となくそのまま見過ごして、他の本を見て回るうちに、そのままそんな出品があったことも忘れてしまっていたのです。

開札が終わって、それぞれが落札品を片付けているうちに、誰かが「えー!」という驚きの声を挙げました。「これで落ちちゃったの!」。その声につられて近寄ってみると、最低価格で落札されたことを示す落ち札が、本を縛っている紐に挟まれていました。

普通なら、その5倍から10倍の札が入りそうな本です。そこが入札というシステムの怖いところで、他に誰の札も入っていなければ、たとえ10万円の本でも2千円で買えることがあるのです。

もちろん意図してそのようなことを狙う業者は、殆どいません(筈です)。たまたま相場を知らずに、自分の思った札を入れ、それが相場からかけ離れた価格であったにもかかわらず、落札してしまうというのが、一番多いパターンです。

つまりはビギナーズラックのようなものですが、それを許してしまったことを、会の運営者側としては、反省しなければならないところです。

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12月31日から1月3日まで
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