2020年05月

2020年05月21日

念願の赤

RIMG4310_LI今日から車が変わりました。

丸5年乗ったアクアがリースアップ。車検も今日で切れるという日に、新しい車が届いたのです。正確に言うと、その前にも2年ほど同じアクアに乗っていましたから、7年間乗り慣れた車を乗り換えることになったわけです。

今度の車は、まだ発売されたばかりだというヤリス。色は赤いボディに天井が黒というツートン。今までのアクアは黄色でしたが、実はそれは次善の選択。本当は赤いのに乗りたかった。

誤解のありませんように。乗りたかったのは店主ではなく家人です。車については何の知識もありません。友人のベンツに乗せてもらったら、うちのとは乗り心地がまるで違うので驚いた、という程度。だからベンツにしろ、というほど世間知らずではありませんが。

しかし色だけは好みを主張します。そしてなぜか派手な色が好き。そこで今回も家人の意向を尊重して、赤黒ツートンに決めたのです。

決めたのは2月初めのこと。ディーラーの人がやってきて5月でリースが終わると告げ、今から注文すれば間に合いますと、ヤリスのカタログを置いて行かれました。

その時は、ずいぶん先のことに思いましたが、急かされるまま契約し、おかげでコロナ騒ぎのなか、本当にギリギリ間に合ったのでした。

前も小さかったのですが、さらに一回り小さい。5cm短いだけだといいますが、後ろの荷室はかなり狭い。ますます本は乗りません。しかし、店主が抱えられる本の量も、昔よりずいぶん少なくなっています。

実に身の丈に合った車だと、一人で肯いている次第です。

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2020年05月20日

困難に挑む

5月15日に所得税、19日には消費税と、立て続けて引き落とされ、もともと少ない通帳残高は、かなり淋しいことになってきました。

RIMG4272一方で給付金のほうは、なしのつぶて。聞くところによりますと東京都の休業協力金については、現在3%の支給率だとか。

国の特別定額給付金に至っては、マイナンバーで手こずっていて、郵送申請となると、いつになったら申請書が送付されてくるのかさえ、定かではない状態です。

このまま、なかったことにされてしまうのではないか、などと、恐ろしい想像もしてしまうほど。

そんな鬱々とした日々の中、今日は立て続けに2人のお客様から、電話とメールとで「店が開いたら必ず伺います」という励ましの言葉をいただきました。

その再開予定は、今のところ6月1日。緊急事態が再々延長されなければ、の話です。

店の場合は、解除即開店ということに特段の問題はないのですが(もちろん感染予防は心がけます)、それほど簡単に行かないのが市場=交換会です。

不特定ではないにせよ、大勢の人間が集まることで、交換が成り立ちます。たくさんの札が入ることで、市場が盛り上がります。

そうみるとコロナ対策というのは、あたかもその盛り上がりを、できる限り抑えるための対策であるかのようです。

充分な感染防止策を講じながら、市会を盛り上げようという、とても難しい試みにむけて、もっか各交換会では、真剣に再開策を練っているところです。

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2020年05月19日

不思議な不足額

先日、13日に取り違えて発送してしまった2件について、今日ようやく、それぞれ正しい送り先に発送し直すことができました。まったく迷惑な、ウッカリものです。

1件が都内、1件が四国という送り先の違いが、ひとつの救いになりました。14日の夕方に都内の方から「届いた本が違う」とご連絡をいただき、調べてみるともう1件はまだ配送途中。おかげで「取り戻し請求」なるものを出すことができ、昨日の夕方、戻ってきたのです。

追跡番号で調べると、四国の局に届いたのは15日の深夜でした。通常なら16日の配達ということになります。それがUターンして18日、小店に戻ってきたわけです。

RIMG4299すぐ荷造りし直して、発送するばかりになってたところへ、午前中の配達で、郵便物が届きました。配達員さんが「233円の不足です」とおっしゃいます。都内の方が、送り返してくださった本のようです。

見ると封筒には切手が何枚か貼られていて、その横に料金不足のスタンプが押されています。不足額は手書きされてました。切手の額面は63円、200円、84円、10円。しかしさらによく見ると、そのうちの200円というのは切手ではなく収入印紙です。

果たしてどういう計算なのかと、郵便料金から調べてみたところ、定形外規格内500グラム以下ということで、390円が必要な料金でした。

それに対して貼られていた切手は、3枚で157円。差し引きして233円が不足しているということになり、帳尻が合います。当たり前ですが200円の印紙は、消印が押されているものの、まったくカウントされておりません。

しかし200円の不足は分かるとしても、33円の差はどうして出たのでしょうか。手元にあるだけの切手(と印紙)を貼られたのでしょうか。

もちろん返送していただいただけでありがたく、余計な詮索をするつもりはありません。今は、どういう方法で送料をお返ししようかと、考えているところです。

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2020年05月18日

ススンデいたやつ

RIMG4304先日取り上げた時には、まだ気がついていなかったのですが、岩波書店『図書』5月号にピーター・バラカンさんの「ボブ・ディランとぼく」という文章が載っています。

昨日の午後、お茶を飲みながら同誌をパラパラめくって初めて気づき、とても懐かしい思いに駆られながらそれを読みました。

はじめて聞いたボブ・ディランのアルバムは一九六三年の『フリーウィーリン・ボブ・ディラン』。(略)その頃のお小遣いではLPは買えなかったから、父に頼み込んでお金を出してもらい、手に入れました。

店主も、このアルバムを初めて聞いた時のことは覚えています。近所に仲の良い友達が2人いて、小学校の高学年には3人で良く連れ立って遊んでいたのですが、中学生になって何となく間遠になりました。

しかしある時1人が珍しく彼の家に誘い、3人で一緒にレコードを聴いた、それがまさにこの1枚だったのです。ですから、ほぼバラカンさんと同時代の体験――と、そう思ったのでした。

その1人とは、それ以後、ほとんど会うことのないまま年月が流れました。今では存否すら不明です。もう1人の友人とは、今も正月に会って、共通の体験であるその記憶を確かめ合っております。

ですから時期についてはほぼ間違いないはずなのですが、あらためて確認すると『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』なるアルバムが日本で発売されたのは1968年のことだとか。店主は大学生になっています。

どこかで記憶が混線しているのでしょうか。店主らの体験は、いくら何でもそんな遅い時期ではありません。とすると唯一考えられるのは、あの時聴いたのが輸入盤だったということ。幼いあだ名で呼び合っていた彼のことを、今ごろになって見直したのでした。

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2020年05月17日

コロナ後の交換会

ほかに頼るべきものがないのだから仕方ないと言うことでしょうが、緊急事態宣言の解除に向けて、いくつかの数値目標が掲げられています。

それらが信ずるに足りる指標かどうか、門外漢の店主には判断がつきませんが、ともかく外に出るための口実が必要なのでしょう。

その意味で「出口戦略」というのは、言いえて妙だと思います。「ロードマップ」などと恰好をつけている場合ではありません。自粛が解けたとして、その先の道筋が見えているわけではないからです。

ともかくドアを開けて外に出る。そこからは恐る恐るの手さぐりが、当分続くことになると思います。

明日、大阪組合では市場が再開されます。府の休業要請解除を受けての動きですが、出品陳列はすでに事前に済ませており、入札日は入札だけ。開札は翌日で、関係者以外は入れずに行うそうです。

その開催要領を見ると、参考にできる点もあれば、採り入れるのが難しい点などもありますが、果たしてどんな市会となるのか、関心を持って見守りたいと思います。

RIMG4270いずれにせよ、すばやく再スタートに踏み切れたのは、大阪組合の底力でしょう。この先、どのように続けていくのか、その工夫も、すでに考えておられるはずです。

東京組合も、2週間先を見据えて、準備や調整が始まりつつあります。さまざまな感染予防対策も、提案されています。

店主はひそかに、入札のデジタル化に踏み切る良いチャンスだと思っているのですが、これについては今のところ、あまり良い反応は得られていません。

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2020年05月16日

インフラを守る仕事

もうすっかり昔の話に思えますが、去年の秋は2度も続けて台風禍に見舞われました。

最初が9月の15号で、強風のため電気の引込線が引っ張られて、IMG_20200514_080731陋屋の壁から外れてしまいました。次が10月の19号。この時は予想に反して風より雨が脅威となった台風で、小店のコンテナ倉庫が浸水被害に遭ったのでした。

その一つ目の台風のあと、壁から外れて宙ぶらりんになった引込線を、何とかしなくてはと思っているうちに、過去最大級の呼び声高い19号が近づき、いよいよ明日にも上陸かという日に、業者さんに頼んで応急処置をお願いした顛末は、ブログにもご報告しています。

それが応急処置であることは、業者さんから何度も念を押されていたのですが、その後、何の措置も講じないまま今日にいたりました。

しかし今日、関電工さんの一団がやって来られ、壁にしっかり取り付け直してくださいました。

きっかけは2週間ほど前の朝、家の前を掃き掃除していると、東京電力の方から、高く伸びて電線にかかっている我が家の泰山木の枝を、伐ってよいかという質問を受けたことです。

ぜひお願いしたいと申し上げると、しばらく周りの様子を見て、やがてその電線から枝分かれして、奥まった我が家に引き込まれている線を調べ始めました。

その線も、伸び放題の木々に覆われています。「こちらも伐らせていただけますか」「喜んで」となって、さらに見るうちに例の応急処置に目が留まりました。「これも直させていただくことになります」

かくして先週土曜日に邪魔な枝が払われ、今朝、ついに引込線の張り直しが挙行されたという次第。途中からは雨の中での作業となりました。エッセンシャルワーカーの皆さんに、ただただ感謝です。

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2020年05月15日

気の緩みを自戒

ひとしきり好調だったネットからの注文が、ここ数日、以前のペースに落ち着いてきてしまった感があります。

IMG_20200515_084651単に小店の在庫から、売れるものがなくなっただけのことかもしれませんが。

不思議なもので、新入荷した本のほうが、入荷後しばらくしまい込んでいたものより、登録したときの売れ行きが良い気がいたします。

このところ新入荷は途絶えていますから、溜まっていた未整理本を順に登録しているのですが、それが伸び悩みの原因かもしれません。

そんなわけで、朝の荷造りもひところより楽になった——などと思っていた矢先、久々にやらかしてしまいました。送る本の取り違えです。気が緩んだのでしょうか。

昨夕、店を出ようとしたとき、お客様からお電話をいただいて、それが分かりました。寛大なお方で、間違いの本はともかく送り返すので、時間がかかっても良いから注文した本を送って欲しいとおっしゃいます。

慌てて、取り違え先と思われるお客様の携帯にお電話を入れました。ところが、出られたのは別の方。掛け違いかと確かめると番号は合っています。不思議なことにお名前(姓)も同じなら、お住まいの都市も同じ。しかしお心当たりはないとか。

さてどうしたものかと思案するうち、ゆうパケットなので追跡可能なことに気がつきました。調べると、目黒局で引受けたまでの情報しかありません。

今朝、同局に電話すると、近くの郵便局でいいから「取戻し請求」をするようにとのお達し。駒場局が開くのを待って、早速手続きいたしました。580円の出費。

お金はともかく、幸運に恵まれて、どうにか解決できそうです。

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2020年05月14日

本好きの人々

RIMG4300店にいる日の店主の昼食は、おおむねパンと決まっています。

このところは出かけることがありませんので、ほぼ毎日店でパン。さすがに時には目先を変えて、家人におにぎりを作ってもらったりもしますが。

そのパンは、3軒を交互に利用しています。うち1軒は町内の「かどや」さん。ほかの2軒は行列の絶えない人気店で、値段も安くありません。その点、かどやさんは町のパン屋さんらしく、実にリーズナブル。お勘定をしていて申し訳なくなるほどです。

本日はその、かどやさんの日でした。店主と同年配の姉妹が店をしきっておられ、行けば必ずひと言ふた言、世間話になります。今日は妹さんの方から「やっぱり今月いっぱいお休みですか?」とのお尋ね。

忙しいご商売ですが、お休みの日とか、電車に乗って出かけるとかいうときには、小店に立ち寄って文庫本を何冊かお買い上げくださいます。

世の本好きの方には、実に申し訳ない休業の日々であることに、あらためて気づかされました。

本好きといえば、ロンドンのご婦人からお礼状が届きました。ネットなどご覧にならない方ですから、勝手に紹介させていただきます。

沢山の本が届いて嬉しく元気が出てきました 今営業しているのは郵便局薬局スーパー位なので 気の利いた品が入手できません 「七十才以上は家に居よ」と条例ですが一人ぐらしでは食品の買い出しに出ないわけにもいきません でも本さえあればゴキゲンです 猫に「もっとかまって!」といわれながら… 有難うございました N子

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2020年05月13日

新たな日常へ

マスク暴落というニュースを目にするようになりました。店主が覗いた限りでは、相変わらずコンビニでもドラッグストアでも見かけませんが、世間には次第に出回り始めているようです。

あのガーゼマスクのおかげだと言いたい向きもあるようですが、そして確かに店主のところには家にも、店にも届いていますが、全国レベルではまだ数パーセントしか配られていないとか。原因は別のところにあるのは明らかです。

なんにせよ、手に入りやすくなるのは、ありがたいことには違いありません。おかげで店主も、ガーゼマスクのお世話にならずに済みそうですし。

RIMG4286トイレットペーパーも、ひところのように気を揉むことがなくなりました。なぜ品薄になるのか不思議でならなかったキッチンペーパーも、徐々に買えるようになってきました。

余計なことですが、後者については、我が家の消費量は平均をはるかに超えていると思います。それで、世間様が我が家並みに、キッチンペーパー浪費するようになったのだろうかと、想像したりもしました。

いまだに手に入りにくいのは、除菌をうたうウェットティッシュや、除菌スプレーのたぐいです。しかし店主らよりもっと必要なところでさえ不足しているようですから、まずそちらに優先していただくことに、異存はありません。

ともあれこうして身の回りに少しずつ衛生用品が戻ってきて、あたかも「新しい」日常に向けて準備せよというかのようです。

そこで店主も今朝、近所の理髪店に出向き、散髪をしてきました。お互いにいくらか気を使いながらも、いつもの床屋談義を交わしてきたのでした。

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2020年05月12日

不要不急を語る

少しずつ、自粛の解除が進んでいるのでしょうか。朝の交通量も、心なしか増えてきたように思います。

先日のZoom飲み会でも、連休明けから、神保町の食べ物屋さんで開けている店が増えたと聞きました。人気店は小さな行列ができているとか。

本屋さんでも、休業に疲れて(妙な言い回しですが)ぼちぼち開けようとしている店もあります。いや、すでに営業再開に踏み切ったところも。

そんな動きを感じてか、今日あたり、小店にも様子を見に来られるお客様が、何人かおられました。

扉を開けたまま店の奥で仕事をしていて、たまたまそんなお一人と目が合って会釈すると「まだなんですね」と寂しそうにおっしゃいます。「申し訳ありません」と詫びると「ここに来るのが楽しみなんですよ」と笑顔を残して行かれました。

「がんばってください」と表から、にこやかに手を振ってくださった方もいらっしゃいます。

RIMG4297思いのほか、休業に対する厳しい意見は耳にしません。古本屋のお客様は、心やさしい方が多いのでしょう。一方で営業を続ける店に対して、心ない言葉が投げつけられる例があると聞きました。いわゆる自粛警察というやつでしょうか。

何度も申しますが、営業するのも、休業するのも、それぞれの店が考え抜いての決断です。優しいお客様に甘えて休業を続けていても、心痛むことに変わりはありません。

人生はしょせん不要不急だと、今朝の新聞で養老さんが書いておられました。店主はとてもそこまで悟ることはできませんが、世に不急はあっても、不要はない。そうは思うのです。

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