2009年03月25日
レクラム文庫
店頭の均一棚、洋書ペーパーバックの棚がずい分空いてきたので、補充を入れようと在庫を見回すと、レクラム文庫の一縛りが目に付きました。
紐を解いて早速ラベルで値段付けです。星の数(最近のものは四角いマークの数ですが)に関係なく一冊百円。現在の版はやや軽くて厚めの紙ですが、その前に出ていた版は上質紙で100ページあっても4mmにみたない薄さ。そんな小さな本でも持ち重りがするのは古今東西の古典を中心とした内容のせいでしょうか。
ゲーテやらシラーやらといった定番の中に、更級日記のドイツ語訳が混じっていました。1966年の刊行、87ページで星は一つ。100円のラベルを貼ろうとして思いとどまり、しばし手元に置いておくことにしました。読めるわけではありませんが。
もっと古い亀甲文字のレクラムもたまに入ってきます。この頃のものは良く読み込まれ、書入れなどもある場合が多く、さらにクロスの上製本もありますが、その表紙が擦り切れたようなものもあり、そんな時、昔の人の勉強振りが偲ばれるとともに、小さな叢書の果たしてきた大きな役割を思わずにはいられません。
紐を解いて早速ラベルで値段付けです。星の数(最近のものは四角いマークの数ですが)に関係なく一冊百円。現在の版はやや軽くて厚めの紙ですが、その前に出ていた版は上質紙で100ページあっても4mmにみたない薄さ。そんな小さな本でも持ち重りがするのは古今東西の古典を中心とした内容のせいでしょうか。
ゲーテやらシラーやらといった定番の中に、更級日記のドイツ語訳が混じっていました。1966年の刊行、87ページで星は一つ。100円のラベルを貼ろうとして思いとどまり、しばし手元に置いておくことにしました。読めるわけではありませんが。
もっと古い亀甲文字のレクラムもたまに入ってきます。この頃のものは良く読み込まれ、書入れなどもある場合が多く、さらにクロスの上製本もありますが、その表紙が擦り切れたようなものもあり、そんな時、昔の人の勉強振りが偲ばれるとともに、小さな叢書の果たしてきた大きな役割を思わずにはいられません。
konoinfo at 16:53│Comments(0)│TrackBack(0)│
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