2009年03月31日
EETS叢書
今日の洋書会は量もまずまず、内容も一口物が何件かあり、なかなか面白いものでした。目立ったものとしては数学書の一口、ジャンルはさまざまながら1900年前後に刊行された本の一口、そして中世文学関係の一口。
小店の本日の収穫は、中世文学の口の中の一点、
Early English Text Society 叢書、約50冊です。
同業で、しかも洋書を扱っているからと言って、誰もが知っているわけではありません、これはどんな本なのかと尋ねられました。英文学を専門にしている仲間が、日本でいえば古典文学大系のようなものだよと、替って答えてくれました。
本屋にはそれで大体分かるのですが、本当はもう少しマイナーなものを丹念に集めたシリーズなので、むしろ古典文庫の方が近いかもしれません。
発行者がグループか個人かという違いはありますが、学者がほぼ無報酬で校訂、編集し、会員制で頒布(一部は市販)というところなど、よく似ています。
ただEETSのほうは上製クロース装、古典文庫は新書判の軽装。前者は1864年に始まり現在475巻(http://users.ox.ac.uk/~eets/)でなお刊行中、後者は1946年に始まり平成14年の第670冊で一旦、完結となっているようです。
なおEETSが店頭に出るのは来週以降になります、ご了承ください。
小店の本日の収穫は、中世文学の口の中の一点、
Early English Text Society 叢書、約50冊です。
同業で、しかも洋書を扱っているからと言って、誰もが知っているわけではありません、これはどんな本なのかと尋ねられました。英文学を専門にしている仲間が、日本でいえば古典文学大系のようなものだよと、替って答えてくれました。
本屋にはそれで大体分かるのですが、本当はもう少しマイナーなものを丹念に集めたシリーズなので、むしろ古典文庫の方が近いかもしれません。
発行者がグループか個人かという違いはありますが、学者がほぼ無報酬で校訂、編集し、会員制で頒布(一部は市販)というところなど、よく似ています。
ただEETSのほうは上製クロース装、古典文庫は新書判の軽装。前者は1864年に始まり現在475巻(http://users.ox.ac.uk/~eets/)でなお刊行中、後者は1946年に始まり平成14年の第670冊で一旦、完結となっているようです。
なおEETSが店頭に出るのは来週以降になります、ご了承ください。
konoinfo at 18:15│Comments(0)│TrackBack(0)│
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