2009年04月21日

古書は廻る

「言語オタク」といっては口の悪い言い方になりますが、いくつもの言語の習得に熱心な方たちがいます。

この前の南部入札市で買った9本口は、まさにそんな語学学習書ばかりの口でした。英語による仏語、独語はもとより韓国語、広東語、インドネシア語、スウェーデン語、オランダ語、ラテン語、ギリシア語などの学習書。

殆どペーパーバックで、しかもTeach Yourselfなどのポピュラーなシリーズものも多く、安い値をつけて店頭へ出したところ、早速、何ヶ国語かをまとめて買っていくお客様がいらっしゃいました。

まだ今回のものは序の口で、日本でも大学書林が、驚くほど多様な言語の学習書を出版していますから、それなりの需要はあるのでしょう。

この口を店主が買う気になったのは、そうした需要を当て込んでというよりは、欲しい本を一冊見つけたからです。それがSmyth の Greek Grammar。1920年にハーバード大学で出版され、以来、長い寿命を保っているギリシャ語学習の定番です。

これまでも何冊か売ったことがあり、店に置いておきたい一冊ですから、手に入ったことを喜びつつ本を開くと、見開きに小店のラベルが付いていました。鉛筆で03年に東急古本市で入手した旨、書かれています。

今度はどんな方の手に渡ることになるのでしょうか。

konoinfo at 18:36│Comments(0)TrackBack(0)

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