2009年04月22日

記事への注文

表に出て、仕入れた本の整理をしようとしたら日差しが暑くて、堪らず店の中で仕事を続けることにしました。ついこの間まで、寒くて外で仕事ができなかったのに。

昨日の洋書会の成果は言語学関係。このところ、言語づいてます。ただし今回は英語学者の旧蔵書なので、専門書が多く、ネットに載せるものもありそうです。

二三日前の新聞に、引きこもりの社会復帰に古書店経営を、という記事がありました。仕掛けている人は30歳とか。書いている記者もおそらくは同じような年代の人ではないでしょうか。

彼らの認識にある古書店というのは、いったいどんなものなのでしょう。しかし今はその点について、慨嘆しようとは思いません。どんな店を試みるのであれ、それで救われる人がいるのであれば、喜ばしいことです。

問題にしたいのは、このような記事を書くに際して、現にそれを生業とする多くの人たちがいることについて一顧だにしていないことです。古書を商う苦労、ささやかな誇り、そうした古書業者への目配りを欠いた、つまりは想像力を欠いた、余りにも幼い記事であったと、残念に思うのです。



konoinfo at 17:45│Comments(0)TrackBack(0)

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