2009年04月23日
セレンディピティ (serendipity)
ふとこの言葉を思い出しました。面白いものに出くわす能力、というような意味が辞書には載っています。
もう10年以上前のことになりますが、洋書会の仲間とアメリカ西海岸へ買い付け旅行に行ったとき、バークレーの一軒の古書店の名として知りました。同名の映画が作られ、やがて日本でも上映されて、知っている人も増えたことでしょうが、もともとは本の世界に縁の深い言葉だったようです。
その時は不思議な店名だと思って、その由来を訊きました。
尋ねた相手が当の店の人ではなく同業者の一人で、こちらの語学力の不足もあって、その答えからは漠然とした理解を得ただけですが、それでも古本屋の名前に相応しいと、感心した覚えがあります。
懐かしくなってネットで検索してみると、まだその店は健在のようです。さらに、同名の店が他にも幾つかあることも分かりました。思いは同じ、というところでしょうか。
さてしかし、この店のホームページは画像もないシンプルなもので、一日に何軒も、ひたすら本屋をたずねて回った旅行の記憶をたどっても、いったいどの店だったか、いまだに思い出せずにおります。
インターネット前夜、面白いものに出くわすためには、何より、そこまで出向くことが必要でした。
もう10年以上前のことになりますが、洋書会の仲間とアメリカ西海岸へ買い付け旅行に行ったとき、バークレーの一軒の古書店の名として知りました。同名の映画が作られ、やがて日本でも上映されて、知っている人も増えたことでしょうが、もともとは本の世界に縁の深い言葉だったようです。
その時は不思議な店名だと思って、その由来を訊きました。
尋ねた相手が当の店の人ではなく同業者の一人で、こちらの語学力の不足もあって、その答えからは漠然とした理解を得ただけですが、それでも古本屋の名前に相応しいと、感心した覚えがあります。
懐かしくなってネットで検索してみると、まだその店は健在のようです。さらに、同名の店が他にも幾つかあることも分かりました。思いは同じ、というところでしょうか。
さてしかし、この店のホームページは画像もないシンプルなもので、一日に何軒も、ひたすら本屋をたずねて回った旅行の記憶をたどっても、いったいどの店だったか、いまだに思い出せずにおります。
インターネット前夜、面白いものに出くわすためには、何より、そこまで出向くことが必要でした。
konoinfo at 17:46│Comments(0)│TrackBack(0)│
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