2009年05月24日

日本の想い出 souvenir du japon

降ったり照ったり、お天気ばかりが忙しい日曜日。

明古で珍しい本が出たと言い置いたままでしたので、それについて少しばかり。

明古では、その日の出品の中でも特に目ぼしいものを選んで、最終台と呼ぶ緋毛氈を敷いた台の上に並べますが、一昨日はその中に珍しく洋書が三点並びました。一点十万円以上になると予想されている、ということです。

一つはシャルルヴォワ(Charlevoix)の「日本史」初版(1736年パリ刊)ですが、残念ながら二巻本の第一巻のみ。もう一つは明治の元勲の一人が外遊した際に使ったとされるガイドブック。

最後の一つは薄手ながら背革装の、長辺が70僂鯆兇┐訛腓な本で、中に多色石版画が8枚。一緒に添えられていた復刻版・リンデン伯『日本の想い出』(長崎文献社)の1860年頃刊行された元版です。こちらも本来は全20枚なので、端本ということになります。

三点とも良い値段が付きましたが、中でも最後のものは桁違い。洋書といってもヴィジュアル資料としての価値なので、洋書専門店以外も入札に参加したことで、高値を呼んだようです。

この本の揃いが出たら一体幾らになるのだろうと、市場の引けた後、仲間内でひとしきり話題となったのでした。


konoinfo at 16:35│Comments(0)TrackBack(0)

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