2009年05月29日

善因善果?

明治古典会は月の最終週で、特選市。粒が揃って出来高もまずまずでしたが、その話ではありません。ちょっとした失敗譚から。

今朝も昨日からの雨で肌寒く、長袖のシャツにしようとクリーニングの袋を破ると、小さな封筒が目に付きました。「お確かめの上、お出し下さい」というような文字があって、中に一万円札が二枚。胸ポケットに入れたままだったようです。

とっても得した気分ですが、もちろん自分のお金が戻ってきただけ、感謝感激しこそすれ、儲かったわけではありません。いずれ不足に気がついて、大騒ぎしたことでしょう。その前に出てきてくれて助かりました。商道徳いまだ廃れず、というところでしょうか。

それで思い出したのは、聖徳太子が福沢さんに代わった頃のこと、つまり店を始めて間もない頃です。お客様から買い取った本の中から、古い一万円札が七枚出てきました。

買い取り帳を調べてすぐにそのお客様に電話し、その旨をお伝えすると、やがて赤ちゃんを背負った若いお母さんが、受け取りに来られました。

当然、喜んでいただけるものと思って、お金をお渡ししたのですが、何だかご機嫌斜めな様子で、ムスッとしたまま受け取って帰られました。それがあまりにも意外だったので、長く記憶に残っています。

きっと、ご主人の秘密のヘソクリだったのだろうと、当時、結論付けたものでした。

konoinfo at 22:42│Comments(0)TrackBack(0)

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