2009年07月11日

駒場の七不思議

今朝は南部会館へ入札に行ってきました。このところ売れない日が続いているというのに。

昨夜レジを締めながら、ようやく気がついたのは、7月も旬日を過ぎ、学校は疾うに期末モードに入っていたということです。

これからポツリポツリと試験があって、そのまま夏休みへ。そして8、9月はもちろん、10月の半ばまで学生さんたちは自学自習。たださえ静かな駒場から人気が絶える季節になります。

毎年のことなのに、今頃気付くのも迂闊ですが、それだけ売上げの低調さには普段から慣れっこになっているからでしょう。

かつて「古本屋がない」ことが、駒場七不思議のひとつとも言われていたようです。正確には全くなかったわけではありません。そのことについては以前書いたような気もします。

それでも小店が開業した頃、漸く、と受け止めていただいたということも以前書きました。

しかしこの夏の約四ヶ月、年末年始、学年末。一年を通すと大学生はその半分も学校に来ていない勘定になります。その駒場で四半世紀「古本屋が続いている」ことが、今では最大の不思議かもしれません。


konoinfo at 15:39│Comments(0)TrackBack(0)

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