2009年07月24日

トホホ

市場で買ったものを、また別の市場に出すということがあります。

分かりやすい例としては、何冊、あるいは何十冊とまとめて出品されたうちの、一部分だけ欲しくて入札したという場合。

店舗を持っていれば、欲しい本を抜いた残りは、安目に付けて売るという手もありますが、手間暇を考えると、まとめて売ってしまったほうがいい場合もあるわけです。

とはいえ、そんな時でも買った値段がありますから、最低幾ら以上には売りたい、でなければ損が出てしまう、というわけで「止め値」というものを入れます。

あるいは自分で買い札を入れることも許されています。案に相違して誰も自分の買い札に届かなければ、再び自分が買うことになるわけで、これを「買引き」といいます。

時に思いがけず高くなって、最初の原価が回収できてしまうこともありますが、大抵は良くしたもので、ほどほどのところに落ち着きます。

ところが先日、店主はポカをして、そんな具合に出品したものに、札を入れ忘れてしまいました。たまたま一人しか札を入れる人がなく、見事に浚われてしまったのです。

こんな値段なら、持ち帰って店で売るのだったと悔しがっても、後の祭り。市場は厳しい場なのです。

konoinfo at 14:00│Comments(0)TrackBack(0)

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