2009年07月26日

ボクの友達です

留守中に30冊ほどペーパーバックのお持込みがありました。しばらく読み物系の入荷がなかったので、直ぐにも値を付けて表に出したいところ。

どんな方だったかと店番のミセスBに聞くと「良くご夫婦で来られる、大柄で温和そうな外国の方」。それでほぼ察しが付きました。

店番を交代してしばらくすると、想像通りご当人がお出でになり、しかじかの値段ですと申し上げ、はい結構ですと受け取っていただき、お帰りになろうというその時に―

「その人、ボクの友達です」

視線の先には、写真表紙の本が三冊並んでいます。一つはマヤコフスキーの肖像写真、一つは50年代ニューヨークバレーの舞台写真、もう一つはヘルムート・ニュートンの写真集、表紙は良く知られたバニーガールのコスチュームを着けた女性の写真。

さてどれでしょう。正解は、ビルの屋上で反りかえるようなポーズで写っている女性で、その写真の撮影時期の二、三年後に知り合ったということです。

「ちょっと足りませんね」と残念そうに今差し上げたお代と、本に付いている値段を較べているので、それでいいですよと本をお渡しすると、今日もご一緒のお連れ合いと二人で、大喜びして語り合いながら帰って行かれました。

今度の買入れで、お名前だけは分かったのですが、かえって謎の人になりました。


konoinfo at 16:33│Comments(0)TrackBack(0)

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