2009年08月09日

掘り出し屋

寝そべっての読書が出来なくなって、もう長く経ちます。

その理由は三つ。目が弱くなり、近い距離では読みづらい。そのせいもあって首が直ぐ痛くなる。何より、本を開いたとたん眠ってしまう。

そんなわけで例のミステリーもなかなか読み進めません。それでも少しずつ読むうち、気になる箇所が出てきました。ヒロインの職業が、自称「掘り出し屋」だというのです。われわれが言うところの「せどり屋」というわけです。いまなら「セドラー」。

これが原文ではなんと表記されていたのか、気になったのはその点です。印象に残っていないので、おそらくpick upなどという英語としては普通の言葉だったのでしょう。book hunterという言い方もありますが、掘り出すならやはり前者。

日本語では、こなれが悪くて目に付いてしまう表現になりましたが、「せどり屋」では注釈が必要になるし、きっと訳者も苦心されたことでしょう。

閑話休題。

夏休み最中の日曜日、買いに来られるお客様より、お持込の方の方が多い一日。そう言えば、毎年今頃はそんな具合でした。暑苦しさを少しでも和らげようと、皆さん、部屋の片づけをされるのかもしれません。

konoinfo at 17:05│Comments(0)TrackBack(0)

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