2009年08月14日

東急東横店大古本市

今日から渋谷の東急東横店で大古本市が始まりました。

小店は第一回から参加していたのですが、諸般の事情により今回は不参加です。会期中に様子を見に行こうとは思いますが、初日は混雑していて、出店者も忙しいでしょうから、今日のところはひとまず遠慮。

もともと、小店を仲間に入れてくれたのは、地元への配慮だったのでしょう。それまでも伊勢丹のデパート展を長く続けていたのですが、どうも向いていないと感じていました。やるからには積極的に売れ筋を仕入れるという姿勢がないと、売上げが伸びず経費ばかりがかさむことになります。参加店の中でも売上げは下から数えたほうが早い状態でした。

言い訳めくのですが、市場での仕入れは洋書が中心。それも学術系のもの。デパート展などでは殆ど売れません。そこでお客様が売りに来られた日本書の中から、デパート向きと思われるものを取って置いて、出す。この程度では売上げが伸びる筈もありません。

それでも東横展に誘われて参加したのは、とにかく近間だから。ということで力の入れようも半端なまま、ここでも売上げは最下位グループ。もちろんこうした催しに参加するのは、売上げだけではなく、新しいお客様を得ることも大事な目的です。しかしそのためには、店の特長をアピールできる品揃えが不可欠。この点でも不十分でした。

今回の不参加は肩、腰の不調など、体力に不安があったことが直接の理由ですが、今後もし参加するとしたら、そのあたりの覚悟をしっかり固めてからにしたいと思っています。

konoinfo at 17:15│Comments(0)TrackBack(0)

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