2009年09月24日

親類に古本屋

先日宅買いに伺ったあるお宅。じつは、その場では何もお引取りしないで、日を改めてもう一度伺うことにしました。

始めから下見のつもりではあったのですが、拝見してみて、やはり全部をお引取りすることは出来ないし、かといってすぐに引き取れるほど僅かな量でもない。それで他日改めてとなったのです。

全体の8割くらいは古い経済書、全集、講座類。運送賃をかけて運んでも、残念ながら市場でも値がつかない類のものです。亡くなられた蔵書主の奥様とお嬢様らしい先様も、その辺りは良くご承知で、こちらの申し出を了解してくださいました。

そんな中で色々お話しするうち「親類に、昔、本郷で古書店をしていたものがいる。もう今はないだろうけど」と言われます。中国の本ばかり扱っていたというので、屋号を尋ねますと、屋号は忘れたが名は斎藤と。

「もしかして琳琅閣さんでは」と申し上げると、驚いたように「そうそう。まあ何十年ぶりにその名前を聞きましたよ」とおっしゃいますので、その店が現在いかに盛名を得ているかなど、一頻りお話してお暇しましたが、とても喜んでおられました。

知り合いの知り合いの…と五件も辿れば日本中の人は皆知り合いだと、何かで読んだことがあります。そうは言っても、不思議を覚えますね。

今日は木曜日。やっぱり木曜は、とミセスCのボヤキが聞こえてきます。

konoinfo at 16:15│Comments(0)TrackBack(0)

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