2009年11月27日

明古11月特選市

ただいま帰りました。

今日の明治古典会は、国文学関係350箱という一口がメイン。ただしそういう触れ込みだったのですが、実際に箱を開けてみると内容はもっと広範囲。現代思想関係も多く含まれていて、むしろそちらの方が人気が高かったかもしれません。

店主も珍しく多くの札を入れました。結果的に落札できたのはわずか二点。それでもゼロでないというところが、まじめに入れた証拠です。

この手の現在でも刊行されているような本は、売値に限度があり、したがって仕入れ値にも限度があり、だからそれほど各店の入札価格に開きが出来るわけではありません。何冊か組み合わされている本に対する微妙な思い入れの差で、落札できたり、逃したりするのです。

午後に二つほど市会とは別に用事があり、中座しました。終わって戻るとすでに最終発声も済み、経営員が会場の後片付け。幹事は7Fで12月の特選市の、目録掲載品の原稿作成です。

毎月最終週に行う特選市ですが、12月はクリスマス特選市と銘打って、その拡大版を開催します。過去にもいくつか珍しい出品が話題になりました。今年もちょっとした目玉がありそうです。

その作業が終わったのが7時半。連れ立っての遅い夕食となりました。メンバーはいつもより多い8名。折よく席が取れた行きつけのうなぎ屋さんで、いつもながらの四方山話。一日の疲れをほぐして戻ってきました。


konoinfo at 22:38│Comments(0)TrackBack(0)

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