2009年12月14日

何も解決していない

岳父が腰痛を訴え、この一週間ほど寝たきり状態になったため、今朝、病院へ付き添いました。

動けない者を連れ出すので手間取って、着いたのは10時近く。他科へは定期的に通っているのですが、整形外科は初診。受付で二者択一を迫られました。

「肩、腰が専門の先生なら午後1時半。他の先生で良ければもう少し早くできます」「もう少しって?」「12時半くらいでしょうか。でも遅くなるかもしれません」

同じ待つならと、覚悟を決めました。車椅子に座っていても痛がるので、広い待合の、沢山並ぶ長椅子の一つに横にさせると、すぐに眠り始めます。

大概の病気なら治りそうなほどの時間がたち、ようやく検診。簡単な問診の後、すぐにレントゲン室行きを指示されます。戻ると、すでに画像がモニターに表示されていました。

「骨にはどこも異常はありませんね」が、四時間余の忍耐の末の結論です。

慶賀すべきことではありますが、しかし骨折でない、ヘルニアはなさそうと分かっただけで、痛みとどのように折り合い、QOLをいかに確保していくかは、すべて本人の意欲にかかります。

治せる病気しか治せない、ということを改めて肝に銘じました。


konoinfo at 18:12│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives