2010年01月26日

良い本は良い値になる

洋書会一月当番の最終回。お昼は恒例のうなぎ。

出品量が少なめで、昼食代が出るだろうかと役員さんは心配顔でしたが、思いのほか良い出来高となりました。

特筆すべきは、地方から送られて来た一箱。開けてみると、古革装のやや大判の本(いわゆるクォート:四折本)が8冊。3冊組が二点と2冊組が一点。状態は必ずしも良くありません。背が欠けているものもあります。

荷主さんのメッセージが同封されていて「仕分けはお任せします。ボーになったら適当に処分してください」。

三点いずれも刊年は19世紀前半。大雑把に英国史関係と申し上げておきましょう。

一点ずつ封筒を付けて入札にかけました。結果は三点合計するとおよそ二十万円ほど。荷主さんには驚きと喜びでしょうが、手に入れた書店にとっても嬉しい買い物です。そして洋書会にとっても。

「洋書は値にならないと公言する同業に見てもらいたい」と、ある会員。良い本であれば良い値になる。当たり前のことです。今回の三点は、いずれも名著とされている著作の初版本でした。

こういう本に市場で出会うたびに、我が国の洋書招来史ともいうべきものに深い興味を覚えるのです。

konoinfo at 17:43│Comments(0)TrackBack(0)

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