2010年02月07日

不振打開策

近々旅行の予定があるので、セーターかジャケットでも(いい加減ですね)見てみようと、店番がいるのをいいことに昼過ぎ、デパートへ出かけました。

めったに足を向けません。以前、平日の紳士服売り場に足を踏み入れた時、閑散とした中、一つの売り場を横切るたび、センサーに触れたように「どうぞご覧ください」「よろしかったらご着用に」という声が降りかかり、早々に退散したことがあります。

日曜日の午後なら、少しは人に紛れて目に付かないだろうと踏んだのです。あにはからんや、店員さんも平日より多く配置されているようで、うっかり商品に近づこうものなら、すかさず声掛け。

買い物に不慣れな人間にとっては、気の重いことこの上なく、次第に足も速まります。結局、一回りしただけで階を降り、お三時にいつもの和菓子を調達して店に戻りました。

商売柄、あの手の声掛けは、万引き予防や、立ち読み追い払いなどを連想してしまいます。それで、普通の人が感じる以上に居心地悪さを感じるのかもしれません。

とはいえ同様の感じを受ける方も多いはず。苦戦続きといわれるデパートも、このあたりの改善工夫で、もう少し顧客を取り戻すことができるのではないか、などと余計なおせっかいを言いたくなりました。。

konoinfo at 17:48│Comments(0)TrackBack(0)

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