2010年02月23日

買うには片づけ

洋書会も、今年に入って一番の出品量。明日の資料会も一口が入っているようですし、明治古典会も次回また、大量出品予定の連絡がありました。

これから年度末にかけて、いよいよ人が動き、本も動く季節に入ったのでしょうか。

入札の際、一番必要なのはその本に関する知識であることは言うまでもありません。しかしそこで差がつかない時、次に物を言うのは何か。

一点物(この場合単独で出品されているという程度の意味です)では資力、本口や山物(つまりまとめて出品されているもの)では気力と体力でしょう。

資力については、自慢ではありませんが太刀打ちする自信はありません。では気力、体力はというと、これもこのところ萎え気味です。

どこが痛いの悪いのという話は、なるべくしないように心がけておりますが、いずれも年相応。あちこちにガタがきていることは否応なしに自覚させられています。で、つい大きな山を見るとひるんでしまう。

そんな状態で入れる札で落ちてくるほど、市場は甘くありません。まあしかしそれも知識不足をごまかす言い訳でしょうか。

というわけで本日の洋書会は収穫なし。帰って店の本の整理です。まずこっちを片づけなければ、たとえ落札しても今度は収める場所に困るのですから。気力、体力以上に必要なのはスペースだったりして。

konoinfo at 19:28│Comments(0)TrackBack(0)

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