2010年03月14日

根雪も解ける

穏やかな日曜日。昨日ほどではないですが日差しが暖かで、店の前で本の整理をするには良い気候です。

先日の洋書会で買ったフランス書の大山、明治古典会で買った大判本の7本口、それが昨日届きました。昨日はまた、駒場の研究室からの引取りが車に一杯。

昨夜店を閉める時にとりあえず通路に積み上げて、今朝店を開けるときにまた店の前へ積み上げて。今日のうちにできる限り整理をして、しきれない分は、また今夜通路に積み上げることになります。

このところ店の近所にビルの新築が続き、夜間に道路を掘り返す工事のお知らせの紙が良く届きます。いちいち埋め戻し、また掘り返す作業に大いに同情を感ずるのですが、考えてみればあちらはその作業自体に雇用が発生していて、それで食べている人もいるわけです。

古本屋は運んで積みなおしているだけでは一文にもなりません。かといって、どこかに空きを見つけてそこへ押し込んでしまうと、とりあえずは片付きますが、今度はそれが根雪のように残ってしまいます。

既に充分な万年雪が積もっているのですから、あまり押し込むと、隠れて見えないところは何時までもそのままです。ある程度整理が付くまでは、出し入れ作業を続けようと思います。

そういえば昨日は暖かいを通り越して日向は汗ばむほど。早くも蚊が一匹迷い込んできました。雪ならどんどん溶けていく時候なのですが。


konoinfo at 17:21│Comments(0)TrackBack(0)

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