2010年08月12日

今夜の読書

朝から時折、台風の影響らしい強い風が吹き、午後からは雨が混じり始めました。

人の少なさは昨日と大差ありませんが、違うのはネット顧客も一段と減っていること。午後四時近くまで、一点も受注が入りませんでした。ジャンクメールの多さが一際目に付きます。

さて、長くしていないことが二つあります。一つは映画館で映画を見ること。もう一つは新刊を買って読むこと。どちらも確信的に忌避しているわけでないのは、言うまでもありません。

映画の話はさておき、本については商売柄、周りを見回すと読みたい本が幾らでも眼に入ります。それらを差し置いてまで、新刊で読もうという本が、なかなかないのだと、ひとまず申し上げておきましょう。

もっとも、結局は店主の不精に拠る所が大きいことは承知しております。現にわが家人は、映画も見に行けば新刊も時折買っておりますから。

宮崎学『地上げ屋』(幻冬舎アウトロー文庫)を手にして、読んでみようと思った時、ふと以上のようなことを感じました。なんとも旬から縁遠い読書を重ねているものだと。

RIMG0423刊行が10年前、お話は更に10年以上前。しかし舞台は神田神保町(第一章)。前に読んだ気がしないでもないのですが、まあ今夜はしばし、当時を思い出させてもらうことにします。

konoinfo at 18:55│Comments(0)TrackBack(0)

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