2010年08月17日

見えない難点

いわゆるアラサー、お一人暮らしの女性。お休みに部屋を片付けて、出た本を引き取って欲しいと手提げ袋二つお持込み。文庫、新書、精神医学関係書その他。

イタミや線引きのないのを選んできたとのこと。確かに状態はそれほど悪くはありません。しかし、重大な難点が。手にとってページを開くと立ち上るタバコ臭。

今や線引き以上の嫌われモノかも知れません。ネット販売などでは、状態説明にこれを落としたため、クレーム、返品というケースが増えていると聞きます。

しかし線引きならはっきりしていますが、臭いというのは曖昧なもの。感じ方に個人差もあり、判断は難しい。

とはいえ、まとめてお持込になると、かなりはっきりと臭います。評価は低くせざるをえませんでした。もし、ご不満があればご説明するつもりでしたが、ご納得の様子でしたので、何も申し上げずじまいです。

RIMG0570かつては背や小口が茶色く変色した本を持ち込むのは、読書家の男性と相場が決まっておりました。

近年の喫煙率は、男性が下げ続けているのに対し、女性は横ばいか微増。全体では24%をきったとか。古本の世界にも、喫煙をめぐる状況の変化が反映されているということでしょう。

konoinfo at 19:00│Comments(0)TrackBack(0)

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