2010年09月23日

『神保町公式ガイド』

RIMG1260素敵な本に仕上がりました。10月末に開かれる「神田古本まつり」に時期を合わせて作られた『JIMBOCHO:神保町公式ガイド』(発行:神田古書店連盟)です。

今年から、従来発行されていた目録形式の『古本』に替えて、各店舗の案内を主にしたビジュアルブックを作るという話は聞いておりました。

確かにコアな顧客層にとっては物足りず、新規顧客層にはアピールしなかったこれまでの目録形式よりは、ターゲットがはっきりしていて、面白いものになっています。これを古本屋自身が中心になって作ったという意味は、小さくありません。

この本の最大の効果は、見開きの店舗紹介に載せられた各店の秘蔵本を見ていくだけで、古書の世界の概容がなんとなく分かってくるように思えるところです。

第一号として出された以上、次号以降の展開も当然、構想されているとは思います。入門編と割り切れた今回とは、また違う難しさが出てくることでしょう。しかし神田の持つ人的、歴史的資産を生かせば、更に良いものへ発展していくことは充分に可能ですし、それを期待します。

そこで店主のアイデアを一つ。今回が全編入門編だとしたら、次回からは中級編、上級編を交えていくことで、より幅広い読者を狙うのはいかが。

そんなことは考慮済み、と言うならばもうひとつ。「東京組合」「日本の古本屋」を合わせて紹介するほどの度量も、是非見せていただきたい。それでこそ神田。

konoinfo at 18:05│Comments(0)TrackBack(0)

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