2010年09月30日

明日から「古書月間」

RIMG1344今年も「萬巻」をお送りいただきました。目録部分は121頁、その内写真版が70頁。写真版は全てカラー印刷という、力の入ったものです。

参加店は23店。良く存じ上げている店も、この目録でしか存じ上げない店も、それぞれ思う存分個性を発揮されているご様子に、同業として励まされる思いです。

巻頭の会長ごあいさつは、「余程自分たちの積み上げてきた文化や歴史に自信が持てないのか」便利と人間らしさの交換を進歩と思っているのかと、世間をたしなめつつ書籍の魅力を説いています。

共感できるご意見です。またその言葉に応えるように、魅力ある本が並んでいます。しかしその魅力を見るものに伝えるについては、カラー写真版の力が預かって大きいでしょう。

このようなカラー版目録を古本屋が出せるまでになったのは、印刷技術の進化による製作コストの低下のおかげであるのは皮肉なことです。出版産業に限っても、こうした「進歩」は恩恵と共に大きなダメージももたらした筈です。

ともあれ、10月は「古書月間」。各地で古本市などのイベントも盛りだくさん。「萬巻」メンバーが参加の「天神さんの古本まつり」は8日〜13日とか。

そうした「場」で売り上げが伸びることが、業界をもっとも活気付けてくれます。天神さんも、穴八幡も、神田も、お天気に恵まれ沢山売れますように。

konoinfo at 18:33│Comments(0)TrackBack(0)

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