2010年10月29日

敵か味方か

RIMG1683明治古典会は月末特選市。それに相応しい、またいわゆる明古らしい本が並びました。

特に昭和前期の探偵小説の一口は、保存状態も良く、高値が予想されましたが、予想にたがわぬ、むしろそれ以上の価格で落札されていました。

この分野が依然根強い人気を持っていることをうかがわせます。しかし何より、こうしたコレクター向けの本は、稀少性と保存状態次第であるということを改めて知らされました。

さて、こんな面白い市場を、店主はろくに見ていることも出来ず、途中抜け出さなければなりませんでした。行き先は警察庁。一般人の滅多に用のないところ。

万引き防止の観点から、日本書籍出版協会などが古物営業法の見直しを求め、これに青少年健全育成の側面から警察が同調し、改正に動き出しました。

もともとのターゲットはいわゆる新古書店なのですが、このまま進んでは古書業界全体にとっても困った事態となりかねません。これまでの経緯、業界の特殊事情を説明に上がったわけです。

話の内容より、同席したメンバーが何とも不思議な取り合わせなので、ご紹介したくなりました。

当組合から二名の他に小学館、講談社、ブックオフの各社から一名の計五名。いかがですか、ちょっとした呉越同舟とは思われませんか。


konoinfo at 22:27│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

毎日営業いたしております
Profile

河野書店

Archives