2010年11月20日

分売不可

二冊で二千円と付いている本を、一冊だけ帳場へお持ちになったお客様。「一緒じゃないとダメですか」とお尋ねになります。

確かに内容は独立していますが、1、2と番号が振られ統一タイトルも付き、二巻で揃い。

揃い物は出来るだけ揃えてから売りたいというのが、古本屋の心性です。ましてや揃っているものをバラすというのは、よほどの場合でなければ、どの店でも応じないでしょう。

それでも近頃は、たとえばブックオフなら当たり前のようにバラ売りをしています。さらにネット書店は、端本をどんどん一冊ずつで登録しています。

念のため「日本の古本屋」とアマゾンで、検索をかけてみました。すると、お客様がご希望の巻は、最低価格がそれぞれ1500円、1690円で出ています。その通りをお伝えしました。

このお客様の場合は、片方の一冊を持っていらっしゃるというわけではなかったようですが、分売ご希望のよくあるパターンは、すでに他の巻は持っているからというもの。

そして大抵は、欲しい巻というのは手に入れ難い、見つけても高い値が付いている巻であるものです。

RIMG1785別の一冊を棚から取ってこられ、もう一度じっくりご覧になり、それではということで二冊併せて、お買い上げくださいました。

小春日和とまではいきませんが、まずは穏やかな週末です。

konoinfo at 18:05│Comments(0)TrackBack(0)

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河野書店

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