2010年11月29日

言語を学ぶ

相変わらず倉庫の本の整理。言語学関係の口に行き当たりました。それも古典語とか、アフリカ諸語とか、変ったところ。いつ頃手に入れたのか、もう覚えていません。でも市場で買ったのは間違いなさそう。

イメージ (14)その中に、とりわけ不思議な本を一冊見つけました。タイトルにLATINとあるのだけ見て、ラテン語に関する本だと見当は付きましたが、あとの言葉が読めません。

著者と、最初の数文字から、まずドイツ語の本かと思ったのですが、それならLATEINとなっているはず。第一、TATABAHASAはあまりに不可思議。

出版社名らしいDJAMBATANを見て、ようやく、どこの国の出版物か分かりました。さて皆さんはいかがですか。

正解はインドネシア語によるラテン語学習書。初版が1954年、本書は1959年の第三刷。NACSIS Webcatで調べても収蔵している図書館はありません。

Googleで検索してみると、さすがに数件ヒット。インドネシアの図書館と、オランダの古書店の情報が見つかりました。ちなみに古書店のつけているお値段は40ユーロ、なかなかのものです。

しかし仮に小店が半額で出したところで、売れそうな気がしません。パラパラと見た限りでは、一般的な文法書。ラテン語を学ぼうというインドネシア人学生(別に学生でなくとも構いませんが)にも、もっと適当な本が幾らもあるはずです。

この本が意味を持つとしたら、出版史、語学研究史という観点からでしょうか。

konoinfo at 19:12│Comments(0)TrackBack(0)

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