2010年12月01日

駒場の奇跡

小店の旧店舗が入っていた建物が取り壊され、新たにビルが建ったのは4年ほど前のことになるのでしょうか。

その一階にお好み焼きやさんが入ったのは3年前だそうです。昨日、11月末日をもって閉店となり、その張り紙に、そう書いてありました。

麻布に本店があり、お笑い芸人がオーナーだとかで、やや高級な価格設定でスタートし、初めは夜だけ。やがてランチタイムの営業も始め、学生客の取り込みなどを図っていました。

呼び込みをしたり、サービス券を配ったり、色々と努力をされていましたが、ついに撤退のやむなきに至ったということのようです。

駅からはまさに目と鼻の先。乗降客数も井の頭線では上位グループ。条件が良く見えた筈です。家賃も一流で、不動産屋さんが強気(だったと思う)なのも、その証拠と感じたことでしょう。

3年というのは、おそらく契約更新期限を前にしての決断。頑張っておられただけに、ちょっと淋しい気もします。

あとには何のお店が入るのでしょうか。建った当初から、天井の低さが気になっていました。今や生物界における外来種のごとく増え続ける美容院にしても、ちょっと二の足を踏みそうです。

RIMG2019などとよそ様のことをあれこれ考えるにつけ、細々とした商いで、27年間営業を続けて来られたのが、何やら奇跡のような気がしてきます。その奇跡も、昨今の売り上げではいささか先行き怪しいのですが。

konoinfo at 18:31│Comments(0)TrackBack(0)

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