2011年01月24日

アラブの恩返し

お向かいのアラブ人が、お連れ合いと二人で店に入ってこられました。

お二人は去年の暮れに結婚されたばかり。その後、新年をベイルートに帰って過ごしてきたといいます。そういえばしばらくお見かけしませんでした。

ただし女性の方とは、一週間ほど前にお目にかかっていて、今日の訪問はその時のお礼とのこと。

運送屋さんが小店に荷物を届けにきた後、続いて大きな荷物をお向かいに運び上げようとしました。しかし一人では手に余るようで、狭い階段の途中から上に向かって「どなたか居ませんか」と声をかけます。

三階から顔を出しているのは、その女性。この方は日本語が達者なのですが、「いません」と困ったような顔。そこで店主が手伝って、ようやく運び上げたというのが顛末。

運送屋さんに、どうやって車に積んだのかと聞いたら、積む時は平らなところだったので、何とか一人で動かせたといいます。ともかく、二人がかりでやっと、玄関先まで持ち込んだのでした。

男性が、先日は大変助かったと礼の言葉を述べられ、手に持っていた紙袋を差し出しました。開けてみると綺麗な模様の刺繍が施され、房飾りの付いたティシュー入れ。ありがたく頂戴したことは言うまでもありません。

くだんの荷物、聞いてみると中身は健康器具らしく、もし自分で上げていたら、そのために腰を痛めることになったかもしれないと、あらためて恐縮されました。

ともかくこれで、お向かいさんはレバノン人と判明。古のフェニキアの血を引く交易人なのでしょうか。


konoinfo at 20:16│Comments(0)TrackBack(0)

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