2011年01月26日

指揮者へ作曲家から

午後、怪しいなと思いながらも店内で仕事を続けるうち、サーッと一瞬の雨が地面を濡らします。

慌てて表の本を軒下に入れ、濡れたところを拭きました。先刻、空模様を見た時に、雨に備えておけば済んだこと。ちょっと用心が足りませんでした。

本を拭いている最中、「完璧なラブストーリー…」という声が聞こえ、ふと見ると下校途中の小学生男子の二人連れ。何の話をしていたのでしょう。

昨日仕入れた洋書が今朝のうち届き、早速値付け。その中の一冊Nabokov, Nicolas: Bagazh. (Atheneum, 1975)に、献呈署名が入っていることは分かっていました。

その宛名がAkeo Watanabeとなっていて、渡邉暁雄氏だろうという見当も付いていました。ネットで調べて確信。昔一度か二度、指揮する姿をTVで見た程度のはずですが、なぜか風貌まで記憶に残っています。

ナボコフ氏は作曲家、あの作家ナボコフとは従兄弟に当たるらしい。本書はその回想録。タイトルは「荷物」のロシア語をラテン文字表記したもので、二つ目のaはアクセント記号付き。

売値は3000円にしようと決めてはいたのですが、念のためネットで相場を調べてみました。この本自体は、もっと安い価格でも出ています(すべて外国の書店)。しかしさらに調べて見ると、ユージン・オーマンディ宛の献呈署名本が、7000円ほどで売られていました。

まあ、良いところじゃないでしょうか。予定通り3000円と付けて、棚に差しました。

konoinfo at 18:49│Comments(0)TrackBack(0)

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