2011年01月30日

閑日閑語

「風花」と、家人の声。昼過ぎまで手伝ってくれて、帰ろうと外に出たところでした。

すぐに細かい雪がしきりと舞い始め、急いで表の棚にビニールをかけました。しかしそれも束の間、棚を動かしたりしている間に、止んでしまったようです。

折から、集荷に来た郵便局員さんが「今そこまできたら急に雪が降っきてた。目黒の方じゃ降ってなかったのに」と教えてくれました。「すぐ止むでしょう」「ああ、でも寒いよ」そういって、本日分ゆうメール三通、回収して行きました。

入れ替わりにマフラーを鼻の辺りまで巻きつけ、耳当てをして、校庭監視のブリキ屋さん。眼鏡もかけているので顔は殆ど隠れていますが、何時もの帽子ですぐ分かります。外から仕種付きで「今日は寒いね」。

やがて「こいつを貰っとこう」と、北杜夫の文庫を一冊お持ちになりましたが、小銭入れを取り出して「いけねえ、百円玉がないや」「ついでのときで良いですよ」「そう、じゃ借りとくよ」。前にも、日を置かずお持ちいただき、実績があります。

大きな手袋をして入ってこられたのは、開業当時からのお客様で元文部省のお役人。教科書関係の部署に勤めておられたはず。もう10年以上前に退職されていますが。

今日のお買い上げは『福澤諭吉の思想形成』(今永清二、勁草書房、1979年)。「この著者は私の先輩です。諭吉と同郷で、いまも大分でお元気だけど、こんな本を書いておられたとは知らなかった」と、嬉しそうにお帰りになりました。

こんな調子で、一日の様子を書いてしまえそうなほど、何事もない静かな日曜日でした。

konoinfo at 17:59│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

Profile