2011年06月29日

高級すき焼き

RIMG3539洋書会は昨日で、役員の任期が終了。7月からは新役員体制で始まります。その区切りとして、市会が終ってから、会員全員で打ち上げの食事会をいたしました。

場所は人形町の「日山」、高級すき焼き割烹です。仲居さんが手際よく焼いてくれて、それをいただくだけ。だから飲みながら、食べながら、話も弾みます。量も充分でした。

随分と贅沢なようですが、これがいわば一年間のお駄賃。わが洋書会は本部交換会の中では現在もっとも規模が小さく、組合から支給される業務費の額も僅かですから、日頃は遣り繰り算段。色々な支出を切り詰め、ようやく捻出した晩餐なのです。

なにしろ、会の運営は会員が三班に分かれて当番制で当たり、実際に肉体労働を行っています。他の会なら、お手当てを出して若い経営員を雇うところ。

つまり洋書会は、会員が交替で経営員の仕事をこなしているわけで、年に一度や二度、少し豪勢な食事をするくらいの事は、誰にも咎められないでしょう。

役員の任期は終ったと申しましたが、この経営員代わりの当番は、会員である限り三月に一度ずつ巡ってきます。7月からはまた、店主は当番月。朝から出かけて市場の準備をすることになります。

それぞれ一国一城の主が、朝から手弁当(実際は弁当だけは出ます)、お手当てもなしに働くのは、洋書の市場を続けることに強い使命感を持っているから。そして時々は、掘り出し物に出会えるから。

年に一度のすき焼きで、充分満足しております。

konoinfo at 19:38│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by フーコー   2011年06月29日 23:49
う〜む、遠慮がちに言い訳なさってますが、実際、大変なんですね。お察しします。

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