2011年07月28日

新着情報というしくみ

「蒐書散書」ということばを、店主は『古本通』(樽見博、平凡社新書、2006年)で知りました。

樽見さんのこの本については、また改めて取り上げたいと思いますが、この「散書」の場こそが市場であるといえます。もちろん専門書店が「蒐書」に努める場でもあるわけですが、お客様の立場から言えば、ここはやはり散っていく場。

その市場から仕入れてきた本は、今時は大抵、数冊から数十冊というまとまりです。それを一点ずつ値付けして、店や、ネットや、即売展や、目録で、更に散らしていくのが我々の生業なのです。

専門店の目録は、蒐書の代行をしていると、言えなくもありません。日本には少ないのですが、外国にはコレクションを売り込む業者も、大小さまざまいるようです。

そんな大袈裟なことでなく、市場でまとまってある傾向の本が入ったとき、まとめて売れないまでも、そのまとまりとしてお客様に見ていただきたい、と思うことはしばしばあります。

しかし自店のHPならばともかく、「日本の古本屋」では、その方法がありません。そこで何か手段はないかと考えて、しばらく前に加えられたのが、「新着情報」のしくみでした。

今日からデザインが変った「日本の古本屋」のトップページを見ると、中央やや下に三つ並んだオレンジのボタン、その真ん中に「古書店検索」とあり脇に「新着情報」の文字があります。

ここから進んで書店名で検索をし、それぞれの店の新着300点の表示にたどり着けるようになっています。なんRIMG3668ともまだるっこしい方法ですが、今のところここまで。

それでも、時系列でそれぞれの書店が入力したものが見られる点は、これはこれで臨場感もあり、面白いと思います。

いずれは、まとめ買いも出来るようになるでしょうか。

konoinfo at 19:53│Comments(0)TrackBack(0)

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