2011年08月27日

秋の気配?

RIMG4003売上はともかくとして、久々にお客様が来られた印象。昨日の雨も何とか上がり、やや気温が下がったおかげでしょうか。

朝一番には、いつもご持参の布袋一杯を目安にお買上の男性。今日はこれから出かける予定があるとかで、大部分をお預かりすることになりました。

「ちょっと間が空きますが、お願いします。見つからないように持ち帰るので、結構難しいんです」

ご家族には申し訳ないような気もしますが、小店としては協力せざるを得ません。

次には先日、店主の留守中、まだ値の付いていない山の一冊に目をつけられた男性。その後メールでお値段をお知らせし、近日中にとお返事のあったその方が、お昼前にご来店。

午後には、元祖帰国子女、戦後外相を勤めた政治家の令嬢。近くの歯医者さんの帰りでしょうか、久々のご来店です。

相変わらずお元気な声で「Schillerの著作は何かあります?」。古い全集などをご覧に入れましたが、「ヒゲ文字は苦にならないけど」と、今ひとつお気に召さないご様子。

ちょうどこの間送られてきたドイツ書を整理していたところで、興味深そうに何冊か手に取られたあと「Also sprach Zarathustra はありますか?」。

棚からKroner版の一冊を抜き出してお持ちすると「女学校時分、これを暗唱させられたものです。ナチの時代です」そう仰って、一節を口にされます。

お買上いただいて、お帰りになるときも、まだ何やら唱えておられました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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