2011年10月15日

若手の座談会

朝方まで強い風が吹いたり、激しい降りになったりという荒れた天気。

五反田の南部会館で、支部役員会。その席で、年一回発行の、支部報が配られました。

店主は自分の分をいただいただけですが、班長さんはそれぞれの班の古書店の数だけ預かります。それを持って、班内を回られるわけです。

nanbuさて今号の表紙は、支部員の店を写したもので、なかなかいい雰囲気に撮れています。それもそのはず、編集後記によれば、木村伊兵衛賞も受賞した写真家の撮影によるものだそうです。

本屋の人脈と言うのは侮れないものだと、改めて感じました。伝手を辿れば、大抵の分野で人材が揃うのではないでしょうか。

中身の方では、「若手」による座談会を興味深く読みました。何より強く感じたのは、この業界に若い人が増えてきたということ。この座談会でも20代から30代の本屋さんたちが、色々と語り合っています。

と言っても、店主も開業したのは33歳の時。その頃にも同世代の開業組はいたのですから、もし今の方が若い人が多いように見えるとしたら、跡継ぎ組の人数の差かもしれません。

しかし30代の頃、自分が未熟であるとは思いこそすれ、若手だなどと感じたことはなかったような気がします。

若さが目に付くようになったということは、自分が年を取ったということに他ならないのでしょう。それは認めたうえで、若い本屋さんたちのこれからの活躍に、大きな期待を抱きました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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