2011年12月05日
目に触れたものを読む
少しまとまった量の本を引き取ってきた中に、一冊の雑誌がありました。
en-taxi 第10号(扶桑社、2005年)。超世代文芸クォリティマガジン[エンタクシー]と表紙にあります。
その表紙の下部に見出しが並び、真ん中に「追悼特集」「高田渡の響きと伝承」とあるのに、目が行きました。出版年を確かめたのは、その後のことです。そうか、もう6年にもなるのかと。
もちろん面識があったわけではありませんが、友人を亡くしたような気分を感じたのは、まだついこの間のことのように思えます。
「家元・立川談志の秘蔵コレクション」という文字にも惹かれ、拾い読みを始めてしまいました。いかにも古本屋的な読書である、というべきでしょうか。
大掃除の畳替えで、下に敷かれていた新聞に読み耽ってしまうという場面は、四コマ漫画の題材。考えてみれば、そんなことは始終です。
ところで、この雑誌を、今日まで手に取ったことはありませんでした。責任編集として柳美里(当時)、福田和也、坪内祐三、リリー・フランキーの四氏の名が掲げられています。
坪内さんが小店に立ち寄らないなどと、批難がましく言えた義理ではありません。たまたま通りがかることでもあれば、ちょっと覗いてもらえるだけで充分。そう思い直しました。
昼ころ少し人気がありましたが、夜になって静かに。明日はまた冷え込むという予報です。
en-taxi 第10号(扶桑社、2005年)。超世代文芸クォリティマガジン[エンタクシー]と表紙にあります。
その表紙の下部に見出しが並び、真ん中に「追悼特集」「高田渡の響きと伝承」とあるのに、目が行きました。出版年を確かめたのは、その後のことです。そうか、もう6年にもなるのかと。
もちろん面識があったわけではありませんが、友人を亡くしたような気分を感じたのは、まだついこの間のことのように思えます。
「家元・立川談志の秘蔵コレクション」という文字にも惹かれ、拾い読みを始めてしまいました。いかにも古本屋的な読書である、というべきでしょうか。
大掃除の畳替えで、下に敷かれていた新聞に読み耽ってしまうという場面は、四コマ漫画の題材。考えてみれば、そんなことは始終です。
ところで、この雑誌を、今日まで手に取ったことはありませんでした。責任編集として柳美里(当時)、福田和也、坪内祐三、リリー・フランキーの四氏の名が掲げられています。
坪内さんが小店に立ち寄らないなどと、批難がましく言えた義理ではありません。たまたま通りがかることでもあれば、ちょっと覗いてもらえるだけで充分。そう思い直しました。
昼ころ少し人気がありましたが、夜になって静かに。明日はまた冷え込むという予報です。
konoinfo at 19:44│Comments(0)│TrackBack(0)│
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