2011年12月18日

低価格志向

この間の金曜日、前半の面接を終えてお昼となり、担当の三人の理事(つまり同業)と一緒に、外へ食べに出ました。

店屋物の出前を頼む手もあったのですが、気分転換のためにも一度表に出よう、となったのです。

明治大学紫紺館5階の椿山荘へ行くと、午後1時を過ぎていたのに満席。失礼ながら珍しいことでした。

あまり時間の余裕もないので、古書会館へ戻る途中にあるPIZZERIA BAR LA STAGIONEという、小さなイタリアンレストランに入りました。

ちょうど空いていた四人席に案内され、各自1000円前後の一番シンプルなランチを注文し、改めて周りを見渡すと、三つのグループ、合わせて10数名の全員が女性。

そういえば他でも経験したことです。ランチセットメニュー1000円〜1200円というお店には、圧倒的に女性客が多い。男性はもっと節約しているのだろうというのが、皆の一致した意見でした。

その夜、明古の仲間と食事したのは小川町の「たんぽぽ」。その前の週に行ったのは、やはり小川町の中華料理「太一」。そのどちらも店主が払った金額は2000円。

お酒を飲まない分、多少割り勘を安くしてくれているとはいえ、それなりの品数を頼んで、充分満腹になってこの値段です。

近頃行くのは、こういうお値打ちな店ばかり。そんな店が増えているのも確かです。

RIMG0715仲間の誰かが「食のユニクロ化だ」と言っていました。安いもので満足して、高い服を買う気がしなくなる。高級料理店にだって、行く気がしなくなると言うわけです。

もともと、それほど機会があるわけではありませんが。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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