2012年01月23日

雨天閑語

三日続きの雨。金曜日の夜から降り出したので足掛け四日。

ネットからの注文も、今日は土日ほどには入ってこず、先週仕入れた西洋古典関係の値付けがはかどります。

不景気ついでに、落ち込む話をもう一つ。先日、ディスプレイ関連の大口依頼が一件ありました。衣、食、住関係のビジュアル洋書を70冊ほど集めてもらえないだろうかというもの。

当初提示された予算は、充分取り揃え可能な金額。納期が短いのが難ですが、手持ちで相当賄えるはず。勇んで請け負いますとの返事をしました。

ところが三日ほどして、予算がつかなくなったのでキャンセル、というメール。かなり美味しい話であっただけに、多少減額されるくらいの覚悟はしていたのですが、一気にゼロとは、まさにトホホ。

そのために何か仕入れたわけではなく、実害はなかったので文句の言いようもありません。画餅に帰したとはこのことです。

RIMG0926話題を変えましょう。昨夜、新聞を見ていたらテレビ欄に「若草物語」とありました。BS日テレだったと思います。気紛れにつけてみると、現れた画面はなんと邦画。

浅丘ルリ子と吉永小百合が関西弁で言い合っています。見たことも聞いたこともない映画でした。しかし出てくる俳優は当時のスターばかり。四姉妹のあと二人は、芦川いづみと和泉雅子。

話の筋書きは、ちょっと見ただけで先が読めてしまうようなものでしたが、映っている光景があまりに懐かしい昭和レトロで、途中からながら、とうとうお終いまで見てしまいました。

封切り当時、中学生であった店主の関心は、その頃にはすでに洋画、洋楽へと向かっていたようです。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月31日から1月3日まで
休業いたします
Profile

河野書店

Archives