2012年01月30日

風向きを恨む

RIMG0933隣がコンビニで、日頃助かっていることも多いのは確かです。

まずその名の通り、便利。日用品なら、ちょっと切らしても、すぐに買いに走れます。むやみと買いためておく必要がない。

次に、ついでにお寄りいただけるお客様が、いらっしゃらないわけではない。お買い上げに繋がるケースは、それほど多くないにしても、店を知っていただくきっかけにはなります。

そしてもう一つ、終夜営業しているので、閉めた後も何かと安心。人目を憚るような行為の被害を受けにくい、と思います。

とまあ有り難いことは多いのですが、たった一つ、どうにも困っていることがあります。喫煙です。

店の入口に灰皿スタンドが置いてあって、ここで入れ替わり立ち替わり、どなたかがタバコを吸っています。ほぼ毎朝、車を止めてドアを開ける時は、煙の洗礼を受けることになります。

喫煙者に恨みはありません。近隣でタバコを吸える場所が減少している中、ここが、いわば最後の砦となりつつあることが恨めしい。乾季の水場に集まる動物たちのような愛煙家を横目で見ながら、つい溜息が出てしまいます。

ところで今朝も掃除をしながら、フト気づいたのは、いつもこちらが風下であること。逆に流れれば、気になることもないのに、そんな日は月に数日あるかどうか。地形、建物の影響でしょうか、季節の変化もなさそうで、方角でいえば偏東風。

気持ち良さそうに吐き出した煙が、今朝も、枯葉を掃き集める店主の鼻腔へ、まっしぐらに届くのでした。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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