2012年07月24日

互いに助けあい

今日の洋書会は、カーゴ20台近くになる大量出品。通常戦力ではとても賄いきれないので、当番以外にも助っ人を呼びかけ、いつもの倍近くの11名で市会の準備をしました。

一番の大口は、フランス啓蒙思想から社会主義思想あたりがご専門らしい研究者の蔵書。よく勉強された先生のようで、本の状態は必ずしも良くありません。しかも仏語が中心で、それに独、露語が続きます。僅かに混じる英語の本を見つけると、何かほっとするのが不思議です。

そんなわけで仕分けには中々時間がかかりましたが、その労の割りに、落札値は伸びませんでした。会も残念ですが、それ以上に荷主さんは落胆されたことでしょう。

会としては、人手をかけた分、経費が嵩み、今日だけで考えれば収支は合いません。しかし、今回の経験によって、ある程度大量の出品にも即応できることが分かった点は、今後の会の運営を考えると大きなプラスになったと思います。

なにより、大勢でいただく食事は楽しいものです。事前に事業部長が手配してくれた、人気ロケ弁店「金兵衛」の昼食弁当を、大きなテーブルを囲んで、全員で賑やかにいただきました。

大量の出品でしたから、片付けも大変です。特に、今日の口は大山(大量一括)が多かったので、落札者にはそれを縛って、カーゴに積んでと、重労働が待っています。

ここでも手の空いている会員が、皆で手伝いました。一人でやっていたら、いつまでかかるか分からない作業も、人手をかければたちまちに片付きます。

RIMG1142まさに相互扶助の精神。一食のお弁当で、ここまで働いていただくのは、申し訳ないほど。そこで今日は、お茶とお茶菓子も、張り込んだのでした。

konoinfo at 19:36│Comments(0)TrackBack(0)

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