2012年08月31日

つい欲しくなる

猛暑の夏というのは以前にもあって、東京でも最高気温が38℃前後まで上がったこともありました。

それに較べると、今年の場合は高さより、長さの印象が強い。しばらく前、朝晩いくらか涼しい日があったのが、まるで逆戻りしたように何時までも暑いですね。

そんな挨拶を、人と会う度に交わしているうちに、気がつけば8月も今日でお終いです。明古(のあとの夕食)から店に戻って、レジの月締めをいたしました。7月と殆ど同じ金額。

これ以上落ち込んだら、いよいよ本気で撤退を考えざるをえないと思っていましたから、微妙なところです。もちろん、喜べる数字ではありません。しかしともかくも、下回ることはなかった。これをどう理解すればよいでしょう。もう一度、必死になって店売りに取り組むべきでしょうか。

今日の明古は特選市で、モダニズム系の面白い資料や、美術書の良い口が出て、沢山の札が入っていました。ただ全体を通してみると、人気のあるものと、それ以外との落差が際立ちます。そして人気を集めるのは、ごくかぎられたもの。

元来、人気商品に札が集中するのは、市場の宿命のようなものでしょうが、以前なら他の商品にも、もう少し満遍なく札が入っていました。今は余計なものには札を入れない。なぜなら下手に入れると、そういうものに限って落ちてきてしまうからです。

店主は本日、ささやかに4点を出品して2点が売れ、1点だけ入札してそれを落札いたしました。差し引きでは買上金額の方が大きく、支払いになります。店売りを補填するために、出品を心掛けているわけで、本よりお金が欲しかった。

それなら入札しなければ良いようなものですが、見れば欲しくなるのが本屋のサガです。店主などは、そういう本が少ないほうですが、たまたま今日はそれがありました。

RIMG3493前にご紹介したこともある、エイゼンシュテイン画集。今回は、誰のものやら、ロシア語の署名識語入りです。この間売った値段を上札に3枚札を入れて、その中札で落ちました。

ため息をつきつつも、嬉しくないわけではないのです。

konoinfo at 22:36│Comments(0)TrackBack(0)

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