2012年10月26日

交換会にチカラを

シアトルさんが、そのブログで小店を取り上げてくださり、さらに親身なご意見をいただきました。とてもありがたいことです。

お言葉にあるように、東京に来られることがあれば、ぜひお寄りいただきたいと思います。当方がシアトルを再訪できる可能性は今のところ極めて低いと思われますので。

さて、本日は明治古典会の特選市。ささやかに出品。売りだけ、買い上げはなし。会員として、もう少し貢献できないものかと感ずることしきり。

CA3K0395日本の古本業界の特色が、この交換会にあることは、つとに語られているところですが、Newberry
Books さん(いつまでもシアトルさんでは失礼ですね)の閉店のご様子を読んで、あらためてこの交換会という仕組みの大切さを感じました。

閉店した店の、在庫を処分する場所としても、この交換会は威力を発揮してきたのです。

例えば東京の本部会館で日々開かれている交換会のなかで、最も出品量の多い月曜日の「中央市会」であれば、一日数万冊から十数万冊が取引されています。

厳密に言えば「仕分け」と言って、売買しやすい単位に分ける作業に時間を要しますから、実際には一日でというわけには行きませんが。

しかし人数を掛け、共同作業で大量の本を流通させるということに関して、わが業界は、かなり高度なノウハウを持っています。このことにもっと自覚的であるべきだと、店主などは思います。

もちろん、単に効率だけではありません。多くのプロの目を通し、新たな価値が見出される場としても機能しています。セーフティーネットとしても、一定の役割を担ってきました。

それだけに、その交換会の活力が落ちてきていることが、業界にとって、大きな問題であるわけです。

konoinfo at 22:42│Comments(0)TrackBack(0)

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