2012年10月27日

KINDLE上陸の日

申すも恥ずかしい事ながら、店主の名前を国会図書館や、WEBCATなどの書籍データベース、はたまた「日本の古本屋」やAmazonで検索すると、一冊の本が現れます。

いまからもう11年前のことになるのですが、三者の鼎談という形で、『古本屋サバイバル』(編書房)という大胆なタイトルの本の出版に関わったのでした。おかげで三人の著者の一人として、WEB上に我が名が漂っているわけです。

志高く出版を続けてこられた編集者の國岡さんは、数年前に会社をたたまれましたが、彼女の面影は、ただ一度の印税収入体験とともに、忘れられない記憶として残っています。

CA3K0394鼎談のお相手二人は、出版をめぐる評論活動を続ける小田光雄さんと、浜松で孤塁を守る時代舎の田村和典さん。田村さんは月に一度、明治古典会にご出品のため来会されるので、お会いする機会は多いのですが、小田さんとはあれから一、二度、お目にかかっただけ。

しかし、時折お電話をくださいます。かつては本をご処分になりたいというお客様を、ご紹介くださったこともあります。最近では、ある本をお探しで、手に入らないかというご相談を受けています。

そのお話の中で、いくつかあげられた書籍の一つが、たまたま小店の在庫にありました。Alfred Kind, Die Weiberherrschaft in
der Geschichte der Menschheit. (1930-31) 4巻本です。早速お送りしたところ、今回そのブログ「出版・読書メモランダム」で取り上げてくださいました。

おりしもAmazonはトップページでKindleの日本上陸を告げています。昨日朝、地下鉄の駅で、それらしい端末熱心に読んでいる女性を見かけました。

本の世界は、さらに加速度的な変化の波に晒されようとしています。今こそサバイバルを、あらためて語り合う必要があるかもしれません。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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