2012年10月31日

勉強になりました

昨日の洋書会が終ってから、誘われて地下の多目的室で能勢仁さんの講演会「アジア・古書店の風景」を聴きました。

「神田古本まつり」に併催される様々なイベントの一つで、午後4時からという時間がちょうど良かったのが一番の理由。

その後に「対談・澁澤龍子×東雅夫『澁澤龍彦と幻想文学』」というイベントが組まれていて、こちらは午後6時から。入場料1000円にも拘らず予約で満員札止めとか。もとより店主に、聴講する気はありませんでしたが。

それに比べて前者は入場無料。しかも入りの少なさを心配してでしょう、主催者である神田支部長から直々に誘いを受けたこともあって、一つ聴いて帰ろうかという気になった次第です。

実はこれにはもう一つ、偶然の符合がありました。

四国高松での夜、懇親会の席で「あじさい屋」さんと向かい合わせの席になり、互いに手酌でゆっくり日本酒を呑みながら、昨年同様色々なお話をいたしましたが、その中で「能勢仁」さんが話題に上ったのです。

古書通信にコラムで連載されている「アジア・古書の風景」が面白いと、幾度か繰り返して語られ、是非読むようにと勧められました。その筆者こそが能勢さんでした。

そんなわけで約1時間半、古書会館の地下で能勢さんのお話を聴いたのですが、確かになかなか面白かった。とくに前半、たくさんの写真をスクリーンに映して、アジア・オセアニアの書店、古書店を見ながらのお話。

ムンバイの、本を壁のように積み上げた露店など、土地土地の独特な本屋の様子も興味深かったのですが、店主がとりわけ感じ入ったのは、カンボジアはプノンペンにある Boston Books という古書店。

写真で見る限り、まるでロンドンあたりの老舗古書店のよう。能勢さんも、「欧米の本屋と比べても遜色ない、まイメージ (87)ず東南アジアでは随一の店」と言っておられましたが、それがカンボジアにあるというのがなんとも不思議です。

入場無料では申し訳なく感じ、会場で販売されていたご著書一冊(ただし6掛)を買わせていただきました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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