2013年03月27日

二本の電話

懇意な同業のSさんから電話で、お客様から届いた4箱のダンボールを開けてみたら、半分が洋書だったので、それはそのまま洋書会に出してよいか、という問い合わせを貰いました。

もちろん否やはありません。仕分けもこちらで責任を持ってするから任せてください、とお返事したのですが、この件にはちょっとした驚きがありました。

それは、その本を送られたというお客様の名を、Y先生であると聞かされたからです。

このY先生からは、小店も一月ほど前にお電話を頂戴していて、大学を退職することになり、研究室から引き上げた本の整理をしているところで、ある程度まとまったら送ってよいかと、相談を受けていたのです。

そのことをSさんに話したら、「きっとそちらはそちらで、これから送られてくるのですよ」という見方を示されました。

送り先に合わせてある程度本を選別しておられるなら、そう理解することもできます。しかし、どうも聞いた限りでは、Sさん向きの本を選んで送られたとは思えません。

RIMG0113別に、小店を差し置いてSさんに送ったなどと、嫉んでいるわけではありません。ただ、小店にかかってきたあのお電話は、一体なんだったのだろうかと、不思議に思えてきたのです。

実はその時、Y先生の先生にまつわるお話がつい弾んで、いただいたお電話で長話をしてしまいました。まさかそのせいで、肝心の用件の方は、すっかり忘れてしまわれたのでしょうか。

あるいはSさんの言うとおり、小店にもそのうちダンボールに詰められた本が届くのかもしれません。忘れてしまわれたのでない限り、もし事情が変わって別の店に送るということなら、黙ってそうされるような先生ではありませんから。

と、思いをめぐらせている折も折、当の先生からお電話がありました。これから4箱ほどおくるとのこと。

これでひとつの疑念は消えましたが、あらためて不思議が生まれました。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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