2013年03月31日

重いのが嬉しい

「ここに置いていいですか」と、両手で抱えてこられたペーパーバックを、帳場の前の台に乗せました。「まだ少しありますから」そう仰って、また同じくらいの量を持ってこられました。

「イヤー嬉しいです。久しぶりに来たら、読んでみたい本がこんなにあって」

RIMG0101数えてみたところ、ざっと60冊。殆どが1冊100円ですが、何冊かソフトカバーの単行本もあって、お代を計算すると9000円を少し出たくらい。端数をオマケした上で、「お送りしましょうか」と申し上げたところ、「大丈夫だと思います」。

「送るのは大した手間じゃありませんから」と重ねて申し上げましたが、お気持ちは変わりません。

「送られると困るからと、持って帰るお客様もおいでですが」と余計なことを申し上げても、すぐには意味が分からず、聞き返されたくらいですから、ご家族の不評を買っておられるわけでもなさそうで、本を持って帰るのが心底お好きなのでしょう。

そういえば、前にも結構な量を、両手に提げてお持ち帰りになりました。今日は嵩としては前回以上でしょうが、ポケットブックが中心なので、重量としてはそれほどではないかも知れません。

とはいえ、小店の手提げ袋を二重にして、眼一杯詰めたのが二袋。入りきらなかった分を、ご持参のリュックサックに入れて背負い、そうして実際に持ってみて、二三度頷いてから「これなら大丈夫です」。実に満足そうなご様子で、お帰りになりました。

ところで、このペーパーバックは先日、駒場の研究室から運び出したものです。ヤケて、イタミもあり、置いてこようかと思ったのですが、タイトルを見ているうちに、ついあれもこれもと引き取ってきたという本です。

こんな具合に、喜んでお買上げいただけると、労苦が報われた思いで、こちらとしても実に嬉しい限り。処分いただいた先生も、同様にお喜び下さることでしょう。

まだまだたくさん残っております。早速、新たに補充して棚を埋めました。

konoinfo at 18:30│Comments(0)TrackBack(0)

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