2013年06月24日

「ご意見」の難しさ

すでにご承知の方もおいでかと存じますが、『日本の古本屋』では、「探しやすい、買いやすいサイト」を目指して、ご利用者の意見を伺おうということになりました。

ご利用者というのは、この場合二つの意味があります。一つはもちろん、ご購入いただくお客様。そしてもう一つは販売する側である同業者。

後者に向けては、これまでも折に触れて、意見を求めてまいりました。また、何時でも意見を述べられる掲示板も常設されています。『日本の古本屋』の会員古書店であれば、誰でも提言なり、要求なりを具申できるわけです。もっとも、必ずしもよく運用されてきたとは言いがたいのですが。

RIMG0331それに対して、今回の試みは、あえてお客様からご意見を伺おうという点。それもtwitterを使って、ナマの、イキのいい意見を聞いてみようという点に特色があります。

厳しい意見が沢山寄せられることを、期待していた部分もありますが、これまでのところ思ったより穏健な、さらには好意的なご意見が多く、ありがたい反面、やや拍子抜けの感もいたします。

しかし考えてみれば、興味のない、あるいは評価していないサイトに対して、意見しようという人は少ないわけで、「#なんとかせえよ」と言ってくださるのは、「なんとかなって欲しい」と思っている人でしかありません。

自分の店について考えてみれば、もっとはっきりします。照明を明るくしたらどうか、とか、もっと愛想をよくしたら、とか、分かりやすく陳列してほしいとか、思ったとしても、普通それを口に出して仰ってはいただけません。

「クレジットが使えますか?」と尋ねられて、「使えません」とお答えしても、「なんとか入れて欲しい」と要求される方は稀です。事情があるのだろうと察するだけで、使いたければ次からは使える店を選ばれるでしょう。

お客様を一人失ったかな、と感じて、ではどう対処するか。それにはやはり、自店の利害得失をしっかり見極めることでしか、方策の定めようはありません。

konoinfo at 19:30│Comments(0)TrackBack(0)

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